取手・医科歯科通信 山本 嗣信 (やまもと つぐのぶ)

医学情報社編集顧問
フリージャーナリスト

茨城は県なぜ魅力がないのか?

2018年09月16日 05時15分57秒 | 社会・文化・政治
茨城県は2009、2010、2011、2013、2014、2015、2016、2017年の8回にわたり最下位を記録しています。
なぜ茨城県は、魅力のない県として定着しているのでしょうか?

茨城県の不人気理由
魅力に乏しい地形
最も高い山は、標高1000mを下回る筑波山。海岸線は変化に乏しく、茨城県のウェブサイトが「茨城県の海岸は太平洋に面しほぼ南北方向に伸び、延長約190kmの単調な形状をしています」と説明しているほどです。

日本人が好むのは、基本的には富士山のように高い山です。
また海岸線は、入り組んだ岩場の地形や、弓なりの浜が日本人好みです。

茨城県には、華厳の滝、那智の滝と並ぶ日本三名瀑の袋田の滝がありますが、滝はやや玄人好みのイメージです。
袋田の滝へ向かう水郡線の風景も、やや変化に乏しい感は否めません。
茨城県は地形的な限界だけでなく、有名な温泉地が少ないことも特徴です。
ある調査によると、茨城県の人気の温泉地は、1位がが袋田温泉、2位が五浦温泉、3位大子温泉とのことです。
しかし、これらの温泉の名前を聞いたことがない人も多いでしょう。
茨城県不人気の理由

地形的に、日本人が好む要素が少ない。
旅先に求められる、日常を離れる別世界のイメージに乏しい。

茨城県の不人気理由
県を象徴するイメージがない
人気都道府県常連の北海道は、広大な大地。
京都府は、歴史の風格と寺社。
沖縄は、透明度の高い海やサンゴ礁。いずれも強い象徴を持っています。

人には、まず象徴を思い浮かべ、周辺に情報を足してゆくクセがあります。
そのため大手企業ほど、ロゴマークのデザインには高い費用をかけています。

茨城県のイメージは、納豆……!。
確かに、他県の納豆よりもおいしく、手に入りやすい値段も魅力です。
舟納豆のように、珍しいものもあります。
しかし、納豆は日常の隣人であり、旅先や別世界のイメージを想起するものではありません。

納豆以外では、牛久大仏が候補になるかもしれませんが、あくまで地元で愛される大仏。
ひとつの作戦としては、人気が上昇しているひたち海浜公園を、全県あげてバックアップすることです。
しかし、波及効果の恩恵を受ける地域が狭すぎ、微妙なところでしょう。
国営ひたち海浜公園の成功例に続き、第2、第3の大きな開発が必要。
偕楽園は、現在でも千波湖の借景が素晴らしいが、梅のイメージが強すぎる。
通年の魅力の訴えと強化が必要。
水戸城址は、現在の復元や整備を進めつつ、やはり天守閣の再建が必要。
マリンスポーツなどの切り口も良いが、裾野が大きな温泉地の振興が必要。
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