聖路加国際病院、国際病院連盟の最高位大賞

2015年10月30日 09時19分50秒 | 医科・歯科・介護
第1回国際病院連盟賞 受賞

2015 年10月27日 (火) 配信 高橋直純(m3.com編集部)

 日本病院会の堺常雄会長は10月26日の定例記者会見で、国際病院連盟が選ぶ第1回国際病院連盟賞の最高位大賞に聖路加国際病院(東京都)が選ばれたと発表した。日本からは全部で3施設が応募し、いずれも入賞した。
 アメリカ・シカゴで開かれた10月6日から3日間に渡って開催された国際病院連盟第39回コングレスで、今大会から新たに創設された国際連盟賞の授賞式が行われた。この賞は、世界中の革新的で優れた病院・施設を表彰するというもの。賞には最高位大賞に当たるDr.Kim Kwang Tae Grand Award(金光泰最優秀大賞) とExcellence Awardsの2つのカテゴリーがあり、賞の数は全部で14になる。世界19カ国から105件の応募があり、日本からは3病院が応募。聖路加国際病院が最高位大賞を受賞したほか、八千代病院(愛知県)は最優秀賞、四国こどもとおとなの医療センター(香川県)は優秀賞をそれぞれ受賞し、日本から応募した全ての病院が受賞した。表彰委員会長を務めた堺会長は「地域の中でいかに質の高い医療を提供するかを常に考えており、当然の結果」と話した。
■日本の受賞病院と受賞タイトル
聖路加国際病院:Measurement and Disclosure of Quality Indicator(QI), which express the Health Care Quality, and Improvement Activities(医療の質を表わす指標の測定・公開と改善活動)
八千代病院:Center of SUPER CARE MIX-A comprehensive Care from Emergency to Home for the Community(救急・急性期医療から在宅ケアまで切れ目のない医療を提供する「スーパーケアミックス」の実践)
四国こどもとおとなの医療センター:Developing new tools for analyzing financial management of hospitals and how to improve hospital management after merging of two hospitals(新たな病院経営指標の開発と2病院統合後の経営改善手法について)
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