口からはじまる健康長寿

2017年12月31日 13時21分15秒 | 医科・歯科・介護
医学情報社の新刊書

「オーラルフレイル」
Q&A
口からはじまる健康長寿


口の働きが衰えている。
「口の機能の虚弱」である。
オーラルは口のことであり、フレイルとは虚弱のことだ。

1父が食事中むせるようになって、心配です
2高齢の母がやわらかいものばかり食べていて、心配です
3食べこぼしが増えて、恥ずかしいです
4会話中、言葉を聞き返されることが増えました
5母が口のかわきとニオイが気にしています
6自分の歯が半分し残っていないのですが、ずっと健康でいられますか?
7噛む力の弱い人は、早く口の働きが衰えますか?
8外出好きだった父が、高齢になってからは 家にこもりがちになってしまいました
9口の働きの衰えと認知症は関係ありますか?
10口の自然な衰えと口の機能の虚弱は、どう違いまうか
11口の機能の虚弱を早くみつける方法はありますか?

社会とのつながりを失うことが、虚弱の入り口
口からはじまる虚弱の予防
定期的に、義歯のチェックをしてもらいましょう

本書:定価3000円+税



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オーラルフレイルについて|オーラルフレイル|啓発活動|日本歯科医師会

1.「オーラルフレイル」という新たな考え方の理解.
「オーラル フレイル」は、口腔機能の軽微な低下や食の偏りなどを含み、身体の衰え(フレイル)の一つです。
これら概念は東京大学高齢社会総合研究機構の辻哲夫特任教授、飯島勝矢教授らによる大規模健康調査(縦断追跡コホート研究)等の厚生労働科学研究によって示され、この研究をきっかけにさまざまな検討が進められています。
この「 オーラルフレイル」とは、健康と機能障害との中間にあり、可逆的であることが大きな特徴の一つです。
オーラルフレイル(英: oral frailty, oral frail)とは、oral(口腔の)、frail(弱い)という語が表す通り、高齢になって口腔の筋肉や活力が衰え、歯・口の機能が虚弱になることである。
口から食べ物をこぼす、ものがうまく呑み込めない、滑舌が悪くなる等といった軽微な衰えを見逃した場合、全身的な機能低下が進むことが示されている。
国立長寿医療研究センターが厚生労働省事業で提案した概念が検討の中心となっている。
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