取手・医科歯科通信 山本 嗣信 (やまもと つぐのぶ)

医学情報社編集顧問
フリージャーナリスト

「親学」おやがく

2018年07月22日 08時05分36秒 | 社会・文化・政治
親学とは、伝統的価値観に基づいた子育てのために、親が学ばねばならないとされているものである。
概要 提唱者は明星大学教授で、「新しい歴史教科書をつくる会」...
極めて差別的であり、子育て家庭にただちに実害をもたらすほどの威力を持つトンデモ思想。
なんとこの親学を自民党の現閣僚を含む複数の議員が支持しているという。
特に下村博文文科大臣は自身のブログで親学を絶賛
今日、様々な要因から家庭の教育力の低下が指摘され、一人一人の親に対して今一度、家庭を見つめ直すことが求められています ... 親学」は、子どもにとって親はどうあるべきかを考え、子どもとともに親として成長する楽しさなどについて学ぼうというものです。
高橋史朗が唱える疑似科学である親学の考え方を広めるための組織であるが、その内容は明確でなく一部には極めて復古主義的な性格が強いとの指摘もある。
親学基礎講座と親学アドバイザー認定講座を開催している。
朝日新聞によれば、親学アドバイザーは1300人以上。
親学を進めている勢力が危険な右翼であること、高橋史朗がバックラッシャーで右翼であること、安倍の勢力であることは事実だと思います。親学は反フェミニズムの面があります。
家庭教育の基本は「親が変われば子供は変わる」

子どもをどうするかではなく、保護者はどうあるべきか、どう変わればよいのかについてお互いに学び合う内容です。
伝統的な子育て
親学のいう「伝統的子育て」はどの時代の子育てなのか
高橋氏の提唱する「親学」は「学級崩壊や非行は『伝統的な子育て』が崩壊したため。
『 伝統的な子育て』が復活すれば、そうした問題は解決できるし、(一部の)発達障害は事前に予防できる」というものです。
これは「発達障害は親が原因だ」と ...
高橋 史朗の脳科学から見た日本の伝統的子育て―発達障害は予防、改善できる (生涯学習ブックレット)。
発達障害を予防する子どもの育て方―日本の伝統的な育児が発達障害を防ぐ. 澤口 俊之.
添い寝添い寝は、おんぶとともに日本人の母子の身体的な接触による親密さを象徴すると考えられてきた。

江戸しぐさ
「江戸しぐさ」。専門家らは相手にしないこの珍説は、なぜ広がったのか。
どこに問題があったのかを解説します。
今のところ江戸しぐさが江戸時代に実在していたという事実は史料によって確認されておらず、NPO法人江戸しぐさの理事長である越川禮子は「江戸しぐさは口伝で受け継がれてきたものであるため、資料としては残っていない」と述べている。
また、明治政府が江戸しぐさの摘発を行い、さらに多数の江戸っ子を虐殺した、江戸しぐさを広めるための秘密結社が存在したといった振興団体独自の歴史観が前提となっている。そのため歴史的根拠のない「発明」であるとする歴史作家による批判や、「空想・創作」であるとする江戸文化研究家による指摘などがなされている。
江戸しぐさは商売繁盛の秘伝であり、あまり公にされたものではなく、江戸商人の組織していた「江戸講」で口授されるものだった。 しかし、江戸開城の時、「江戸講」のネットワークを恐れた新政府軍が江戸しぐさの伝承を失わせ、江戸しぐさの伝承者である江戸っ子たちを虐殺した。
その虐殺たるや凄まじいもので、ソンミ村虐殺、ウンデット・ニーの虐殺に匹敵するほどの血が流れたと越川禮子は述べている。
作家(文明史家)原田実は、江戸しぐさは1980年代に芝三光によって「発明」された全く歴史的根拠の無いものであると批判している。
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