アンナに誘われて向かった韓国パブの店のママのはじめスタッフの多くが韓国の人たちであった。
アンナは韓国語で店のスタッフ応対するので、昭には会話の内容は皆目分からない。
日本にあるカラオケパブやカラオケバーは、言わばカラオケがメイン。
でも、韓国パブは料理も、それなりに充実していた。
つまり、コリアンパブは、韓国のおいしい料理を楽しみながらカラオケもできるのがポイント!
スタッフの中には、北朝鮮2世も居たが、アンナはそのスタッフに冷たい視線を向けていた。
アンナにとっては、敵愾心なのだろう、その相手は男性客に対して控え目であり、服装は地味であるが容姿は際立っていた。
「あの子は、以前、私と同じスナックにいた」
「亀戸の?」
「そうだよ」アンナは顔をしかめる。
「あんた、わたしと踊るね」アンナは昭をダンスに誘うのだ。
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