自然に対する畏敬の念という感性

2018年07月05日 12時37分03秒 | 社会・文化・政治・経済
2011年の東日本大震災の津波被害。
この震災くらい、人間がつくり出した近代科学や工学が役に立たなかったと思われた。
だが、いつのまにか、また近代的な復興や防災が大手を振っている。

最終的に災害からヒトの命を救うのは、知識ではなく、自然に対する畏敬の念という感性である。
 民族学者・川島秀一さん

気仙沼に生まれ、育ち、被災した民俗学者が地震・津波の状況と三陸沿岸の生活文化を語る。
無形民俗文化財が被災するということ
人間と海との強いかかわりを探り、真の生命を取り留めえる「復興」を示す。

先人とつながる喜び 川島秀一 さんに聞く
元東北大災害科学国際研究所教授 川島秀一 さんに聞く
民俗学の祖、柳田国男は『 心太 ( ところてん ) の箱のごとく』南から北に
色々なものが押しやられたと言った。どん詰まり、最果ての地だと。
川島秀一 さん 丹念に 漁師たちの生活を調査 。
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阪神逆転2位へ浮上

2018年07月05日 12時06分08秒 | 社会・文化・政治・経済
梅ちゃん何くそプロ初4打点!

阪神、4点差大逆転で2位再浮上や
7/5(木) 7:00配信 サンスポ

梅野は八回、ヘッドスライディング。泥まみれになって6点目をもぎとった
 (セ・リーグ、阪神6-5中日、13回戦、阪神7勝6敗、4日、甲子園)執念で連敗阻止や! 阪神は中日に4点差を逆転して、6-5で競り勝った。梅野隆太郎捕手(27)が四回、自身のミスを自らカバーする追撃の4号3ランを放つと、八回には執念のダイビングヘッドで6点目をもぎとった。チームは借金を2に減らして、単独2位に浮上。甲子園での連敗も6で止めた。前半戦貯金ターン目指して、もっと勝つでぇ~!

 自身の手から1点がこぼれ、もつれた試合。歯を食いしばり、無我夢中で飛び込み、梅野が「最後の1点」を奪い返しにいった。黒土に突っ伏して顔を上げる。審判の両手が広がっていた。5-4の八回。二塁へのボテボテの当たりを執念で適時内野安打に変えた。ミスあり、挽回ありの劇的プロ初4打点に、お立ち台で笑顔がはじけた。

 「最後のウイニングボールを取った瞬間は、本当にホッとしました」

 守護神ドリスのワンバウンドも必死で体を張って止めた。
九回二死二、三塁でアルモンテを迎えた一打逆転の危機も、空振り三振で逃げ切った。マウンドへ駆け寄り、白い歯をこぼす。プロテクターの下のユニホームは真っ黒。1点差まで追い上げられただけに、八回のヘッドスライディングでもぎ取った“もう1点”が、チームを助けた。

 最初の1点は、自身のミスから献上した。0-0の二回二死一、二塁で松井雅が中前打。二走・ビシエドが本塁生還を狙ったが、中堅・中谷が好送球。
タイミングは余裕でアウト。判定も一旦はアウトだった。
しかし、中日側からのリクエストでリプレー検証となり、ひっくり返った。
足にタッチしようとミットを伸ばしたが、サッと左手を入れられた。守れた1点をやってしまい、藤浪は三回にも3失点。完全に流れを手放した。

 打って取り戻すしかない。0-4の四回二死一、二塁。大野雄の146キロを完璧に捉え、左中間スタンドに飛び込む4号3ラン。
選手会長は手を叩き、声を上げながらホームインした。
「今シーズン、これ以上にないって思うくらい、かえしてやろうという強い気持ちを持って打席に入りました。真っ白な状態でグラウンドを一周した、その記憶しかないです」。ここでも無我夢中だった。

 正妻の意地で4点差を一丸で逆転勝ちし、単独2位に浮上だ。
心身ともに大きな負担がかかるポジションだが、強い責任感で務め上げる。
昨季から食事の献立を組んでもらうよう、栄養士に依頼し始めた。夫人の手料理が季節ごとに必要な栄養素をとれるよう、さらに彩りを増した。「1年、戦い抜ける体を作るために、食事から変えようと思った」。
昨季はシーズンを完走。今季も73試合を終えた。残り半分、もっと虎を勝たせたい。

 1分けを挟み6連敗中だった甲子園では6月9日のロッテ戦以来25日ぶりの白星となり、金本監督も「やっときてくれたファンを喜ばせてあげることができて。申し訳ない気持ちでいっぱいだったんで、ホッとしています」と胸をなで下ろす。

 梅野も「きのう(3日)勝てなかったので、何とか勝ちたくて」とニッコリ。この執念が、意地があれば、この先、何試合でも星を取り返していける。
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酒を買いに行っている間に、阪神0-4中日になっていた。
また、ダメかと酒がまずくなる。
昨日(7月3日)は、絶対的エースのメッセンジャーが初回に4失点。
結局、
阪神5-10中日で大敗。
今日(7月4)も藤浪投手が同じパターンである。
だが、逆転した。
現金なもので、阪神が勝てば、勝ったで、
CSテレビの中継と録画、さらにプロ野球ニュースで阪神の勝利を繰り返し観る。
沼田利根
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人気漫画「ヘルプマン」

2018年07月05日 11時53分59秒 | 医科・歯科・介護
仕事は確かに大変だが、喜びと感動と充実があった。
「介護の現場には心を打つエピソードが山のようにある。<感動的な話を生み出さなきゃ>などと力む必要などなく、自然に感動できる題材が満ちあふれているんです」くさか里樹さん

『ヘルプマン!』は、くさか里樹による日本の漫画。
講談社の『イブニング』、のち朝日新聞出版の『週刊朝日』にて連載されている。
日本の老人介護を題材に、高齢社会の問題点を描く漫画。2003年8月から2014年9月まで、講談社の漫画雑誌『イブニング』にて連載された。
2014年12月より朝日新聞出版の総合週刊誌『週刊朝日』に移籍し、それに伴いタイトルを『ヘルプマン!!』に変更して連載されている。

2011年5月、第40回日本漫画家協会賞大賞を受賞した。

ストーリー
恩田百太郎(おんだ ももたろう)は、学校にはほとんど登校しない上にテストの成績は赤点だらけという、典型的な落ちこぼれの高校生。
学校卒業まであと半年にも関わらず将来の進路が未だ決まらず、厳格な祖母に絞られる日々を送っていた。

そんなある日の放課後、百太郎の幼馴染で親友の神崎仁(かんざき じん)が、高校を中退して老人ホームに勤めると宣言する。
「日本はぶっちぎり世界一の老人大国になる」「老人介護は不況に喘ぐ日本を救う唯一の未来産業」と語る仁だったが、百太郎はそのことにはっきりとしたイメージを抱くことができなかった。

帰宅する途中、百太郎は街中で徘徊している一人の老人と出会う。
様々な問題行動を起こす老人に手を焼きながらも、百太郎はなんとか老人が入居している特別養護老人ホームまで連れていくが、その施設では事故防止を目的に入居者の身体拘束が行われていた。
ベッドに縛りつけられた状態で、鎮静剤を無理やり打たれる入居者の姿を見て衝撃を受けた百太郎は、施設のやり方に強く反発するが、介護主任から「身体拘束は必要悪」と一蹴される。

一連の出来事を通じ、介護現場で巻き起こっている現実と、高齢社会は決して他人事ではないということを痛感した百太郎は、仁と同じく高校を中退し、老人介護の仕事をすることを決意する。
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仕事が楽しみなら人生は素晴らしくなる-作家・ゴーリキー


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常に現場に足を運ぶことだ

2018年07月05日 11時42分06秒 | 社会・文化・政治・経済
メディアの情報や人から聞いた話は、物事を知るきっかけになるが、それが全てと決めつけるのは早計。
伝える側の<フィルター>を通っているために、こぼれ落ちてしまうこともある。
自分の目で見て、自分の目で聞き、自分の肌で感じる。
体験、実感、これ以上に確かで豊かな<情報>はない。
常に現場に足を運ぶことだ。
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図書館の本がいつも部屋にあった

2018年07月05日 10時47分05秒 | 沼田利根の言いたい放題
子どもが大好きなことに親が理解を示す。
野球、サッカーなどのスポーツであり、音楽や歌、囲碁・将棋、さらに本の世界もある。
芥川賞作家の綿矢りさんの両親は寝かしつける際に本を読んだ。
幼いころから本や活字に興味を示し「本読んで。本読んで」とねだる子だった。
教育方針は、好きなだけで本を買い与えること。
「漫画は買わないけど、小説なら買ってあげる」と声をかけ、知的好奇心を伸ばした。
小学校の先生からは「ずっと教室で本を読んでいますが、決してほかの子と交われないからではなく、面白いと思って読んでいるから心配しないでください」と言われた。
公立図書館に通いつめ、「毎週6冊ぐらい借りてくる。図書館の本がいつも部屋にあった」
自宅のパソコンで小説を書き始めたのは高校2年の冬ごろ。
17歳「インストール」で河出書房新社の文芸賞。
20歳早稲田大学の時に「蹴りたい背中」で芥川賞最年少受賞。
28歳「かわいそうだね?」で大江健三郎賞
30歳で結婚、31歳長男を出産、今(34歳)は育児と執筆活動に奔走している。
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親が子どもについて語る。
誰にでも子ども時代があった。
従兄に聞いてみたことがある。
「どのような子どもでしたか?」
「幼いのに、話すことが確りしていたね」と従兄。
「話が上手だっよ」と従姉が言う。
思えば、幼児や小学校のころは、落語や浪曲をラジオでよく聞いていた。
落語のネタで、同級生たちを笑わせていた。
やがて興味は発掘へ。
地層などに興味をもっていく。
小説は全く読んでいない。
その後、臨場感のある美しい星空を再現するプラネタリウムに出会って、興味は宇宙へ。
父親に望遠鏡をねだるが、家が貧しくかってもらえなかった。
40歳で会社をリストラされていたのだ。
新築の家は2年で手放す。
暗い少年になっていた。
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