三代目なんとなく日記

久々に泣けた

今日は母は水墨画の題材を撮影しに奈良方面へ単独ででかけました。
少し前、夕方のローカル番組でやっていた絵本作家のぶらり散歩的な
コーナーに出てきた奈良の般若寺の風景がすごく気に入ったらしく、是非
水墨画の題材のしたいとの事だったので行き方を調べてあげたのです。

おととしは梅花藻の写真が撮りたいとこれまた滋賀県のへんぴな場所へ
一人で行った母。

趣味の水墨画の題材探しも大変だね・・・


私は今日は1日家で過ごしました。
昨日も言ったように、午前中は鳥部屋の棚上掃除。
その後は買い物。

昼からはずっと読書タイムでした。

数週間前から読み始めた本ですが、ここ数年は老眼が進んでいたので
あまり活字を読む気になれませんでした。
その中でかろうじて去年かおととしに宮部みゆきさんの「小暮写真館」は
読破したのですが、その後はまたずっと活字とは離れていました。

今回はアマゾンで商品を探していた時に偶然目にしてタイトルが気になった
ので購入した本です。
その名も「赤ヘル1975」。
1975年と言えばカープが球団創設以来の初リーグ優勝を果たした年。
私ら一家は当時は父の仕事でロンドン滞在中だったのでリアルタイムでは
見ていませんでした。

それでも現在カープのファンとしては当時の様子を少しでも読んでみたい
と思ったのと、ありきたりかもしれませんが、ひと夏の少年たちの物語、
という題材もとても私好み。
子供時分の友情とか絆の物語って大好きなんですよね。
ゲームの「ぼくの夏休み」シリーズが好きなのもそうです。

更に著者があの「とんび」の重松清さん。
本人も岡山出身というだけあって、物語の舞台が山陽地方が多いというのが
広島出身である私の心をくすぐるのです(苦笑)
まあ広島出身と言ってもほんの6、7年程度なんですけどね、住んでいた
のは。

そんな私の興味をそそる題材が満載の物語を読まずにはおれんだろう!?

本はかなり分厚かったけど、思った以上に早く読んでしまいました。

たぶん、母はもっと懐かしいだろうし、広島市内の状況は手に取るように
わかると思う。
今度母に貸してあげるつもりです。

その年のペナントレースのカープの状況を間間に入れつつ、少年たちの
切なくも温かいストーリーに心がほっこりし、時に胸が熱くなりました。
そして最後の1ページでは号泣してしまいました(苦笑)
活字本を読んで久しぶりに泣いてしまったな~!

主人公の少年の名前が「とんび」の主人公の名前とかぶっているので
よっぽど作者はその名前に思い入れがあるんだろうなと思ってしまった。


また広島を訪れたくなりました。
今はもう母の田舎もないけれども、カープの応援遠征だけでなく、また
広島市内をゆっくりと散策したいなぁ~

私はこの4年後のカープが江夏のミラクルボールで日本一になった時に
狂喜乱舞した世代ですが、カープファンならよむ価値あり!


【本日の夕食】
★アユの塩焼き
★肉じゃが
★菜の花と白菜の味噌汁
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