元気の素 SMAPに愛を叫ぶブログ

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魔法使いハウルと火の悪魔 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

2004-11-23 | 本ー小説・絵本など読書がらみで
女の子向きの童話です。
魔法使いや魔女が人間の生活を手助けしたりして、
共存してる国が舞台。
自分に自信が無くおしゃれさえしないソフィー。
本当の自分を良く知らない女の子が、
ある日、西の荒地の魔女に90歳にされてしまいます。
人生観どころじゃなく、人生が変わってしまう。
そこから、行動的な人間になっていくんですね。
自分はもうおばあちゃんなんだから怖いものなんて無い、と吹っ切る感じです。
呪いを解くためのなぞ。火の悪魔との取引。契約のなぞ。
何十にもかかっている魔法のため、一筋縄ではいかない。

…宮崎駿さん、よくまとめましたね。
いろんな話をはしょってますから、映画と本は別ものです。
特に本のなぞは、映画にほとんどでてきません。
魔女サリマンなんて本にはいません。
行方不明になっている魔法使いサリマン(男)がいます。
なので、西の荒地の魔女が国王の城で魔力を抜かれたりもしません。
いぬのヒンも出てきません。のろいのかかった犬やかかしは、でてはきますが、
また別の…
ついでにハウルは戦闘機や砲弾と戦ったりしません。戦争してませんし。
ハウルたちが戦うのは、カルシファーではない火の悪魔です。
そうそう、私が本で一番印象に残っていたのは、カルシファーです。
力のある、愛すべきキャラの悪魔です。
愛しているものが、他の人の想像で映像化されるとその違いに
もだえることがありませんか?
私は、「別物別物」と、おまじないしなければなりませんでした。。。

本について書いていたら、映画「ハウルの動く城」をまた見たくなってきた!


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