トレモロ兄弟。

~マンドリン酒場の夜~

マリオネット新CD、年末発売決定!

2015-11-27 08:49:23 | Weblog
今年、マリオネットは1枚目のCD「ぽるとがる幻想」をリリースした1995年から数えて
20周年を迎えました。

また本年9月には、マリオネットの活動が文化面において
日ポ両国の関係発展に貢献したことが認められ、ポルトガル大使館より
《ジョアナ・アブランシェス・ピント賞》を受賞いたしました。

オフィス・マリオネットでは、これらを記念したCDの制作を進めておりましたが、
ようやく本年中に完成する運びとなりました。

今回発売のCDには、「神戸から帰るとき」「せせらぎの小道」など、
これまで未収録で多くのお問合せをいただいた曲や、
「大分むぎ焼酎二階堂」のCM曲(新旧・両バージョン)なども収録しています。
そして「いつものBarで逢いましょう」インストバージョンでは、
ジャズの巨人ロン・カーター氏のベースとの共演が実現しました!

また、最近の秘密兵器?、ポルトガル式5コースマンドリン(通称:南蛮マンドリーノ)
も初めて録音に使用、サウンドの幅がさらに広がりました。

ぜひ多くの方にお聴きいただきたいアルバムです。

ご予約、お問い合わせはオフィス・マリオネットまで。
よろしくお願いいたします!!


マリオネット・デビュー20周年&J.A.ピント賞受賞記念CD
■タイトル:20/20.Aniversario
■発売予定日:2015年12月20日頃
■価格:3,132円(税抜価格2,900円)
■発売元:オフィス・マリオネット
■収録予定曲(全15曲)
光影礼賛/南蛮Sacay/神戸から帰るとき/いつものBarで逢いましょう/せせらぎの小道/もどり猫のシャンソン/南蛮コリドー/花妖曲/ジブラルタル海峡を越え/蘇州夜曲/不思議な猫たち/Volare/月がとっても青いから/南蛮マンドリーノ/ありがとう、私のギターラ!
■予約申込:オフィス・マリオネット
marionette@music.email.ne.jp
Tel・Fax06-6882-5373
お名前/郵便番号/ご住所/お電話番号/予約枚数 をご連絡ください!

マリオネットがポルトガルから受賞!

2015-08-27 11:42:33 | Weblog
この度、私ども「マリオネット」は第2回「ジョアナ・アブランシェス・ピント賞」を受賞いたしました。こ
れもひとえにこれまでマリオネットを支えてくださった皆様のおかげと、まずは感謝申し上げます。

この「ピント賞」がどういうものかについては
以下、東京のポルトガル大使館からの発表を引用いたします。(FBより)
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第2回ジョアナ・アブランシェス・ピント賞  受賞者発表

第2回ジョアナ・アブランシェス・ピント賞は、ポルトガルギター奏者・湯浅氏とマンドリン奏者・吉田剛士氏によるアコースティック・ユニット「マリオネット」に授与されることが決定いたしました。

ジョアナ・アブランシェス・ピント賞とは、ポルトガル大使館の元副領事ジョアナ・アブランシェス・ピント氏の基金によって創設され、造形芸術・建築・映画、演劇及び視覚芸術、音楽の各分野において、日本とポルトガルとを繋ぐ役割を果たした人物に授与されるために創設されました。第2回にあたる今年度は、音楽の分野から受賞者を選出しました。

「マリオネット」は、日本におけるポルトガルギターを通じた音楽家のパイオニアです。20年以上にわたる音楽活動の中で、演奏のほかにも日本におけるポルトガル音楽の普及に努めてこられました。2013年には日本人アーティストによるファドのCD集『ZIPANGU FADO/日本ファド大全』をリリースしました。また、マリオネットは同年、「第6回石見銀山文化賞」も受賞しています。

2º Prémio Joana Abranches Pinto
Anúncio

A Embaixada de Portugal tem o prazer de anunciar que o 2º Prémio Joana Abranches Pinto irá ser atribuído ao grupo musical acústico “Marionette”, constituído por dois guitarristas japoneses, Takashi Yuasa (Guitarra Portuguesa) e Goshi Yoshida (Mandolim).

O Prémio Joana Abranches Pinto é concedido a projectos e trabalhos que contribuíram para dar a conhecer e promover a ligação cultural entre Portugal e o Japão nas seguintes áreas: Artes Plásticas, Arquitectura, Cinema, Teatro e Audiovisuais e Música. Este ano, o grupo “Marionette” foi selecionado dentro da categoria da Música.

O grupo “Mariontte” é considerado como um dos pioneiros no Japão a usar guitarra portuguesa. Em actividade há mais de 20 anos, “Marionette” tem igualmente contribuído para a divulgação da música portugesa entre o público japonês. Neste contexto, lançou em 2013 um disco de fado intitulado “Zipangu Fado”, que compilou várias músicas interpretadas por artistas japoneses. Nesse mesmo ano, o grupo foi galardoado com o Prémio Cultural das Minas de Prata de Iwami.
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この受賞に際して、マリオネットからの公式コメントは以下の通りです。
(マリオネットHPに掲載)

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第2回「ジョアナ・アブランシェス・ピント賞」受賞のご挨拶

この度、私ども「マリオネット」は第2回「ジョアナ・アブランシェス・ピント賞」を受賞しました。この賞は特に文化面において日ポ両国の関係発展に貢献した日本もしくはポルトガルの国籍を有する個人を賞してポルトガル大使館から授与されるもので、本賞の賞金はポルトガル大使館の元副領事、ジョアナ・アブランシェス・ピント氏からの寄付金によるものです。まずは、この身に余る僥倖を謹んで皆さまにご報告させていただきたく存じます。授賞式は9月末日にポルトガル大使公邸で、諸関係者を招待して催される予定です。

私ども「マリオネット」の受賞歴は、2013年第6回「石見銀山文化賞・特別賞」に続き二つ目になりました。おこがましくも「石見銀山文化賞・特別賞」受賞を、日本人が弾くポルトガルギター、つまり「南蛮ぎたるら」の世界を日本の南蛮史跡の地から認めていただいたとするのなら、今回の「ジョアナ・アブランシェス・ピント賞」受賞は、南蛮の本国から私ども「マリオネット」の仕事を認めていただいたもの思います。私どもはその尊い意義を今ここに深くかみしめております。

「マリオネット」は今年で結成20周年になります。その節目の年にポルトガル大使館から授与される「ジョアナ・アブランシェス・ピント賞」受賞は、私どもにとって大きな意味を持ちます。ひとつは、今までの仕事が決して無意味ではなかったことに自負と誇りをもってよいのだということ、また、そうであったとしても、受賞は決して最終地点ではなく、驕り高ぶらず、今後は「ジョアナ・アブランシェス・ピント賞」受賞に恥じることのない優れた仕事をすることを自身に課さなくてはならないということです。

「音楽活動」の真の継続は、超えるべきハードルを自身の意志で常に上げてゆくことにあります。そこは絶えざる自己否定による葛藤の現場です。まさに満身創痍。しかし、僅かでも新しい進展があれば全ては報われます。今回の「ジョアナ・アブランシェス・ピント賞」受賞は、まさしくその進展といえます。例えるならば、この受賞は私ども「マリオネット」の活動の現場に、ポルトガルの夏の海からの爽やかな風を吹かせ、淀みを払い、新たな夢と希望を与えていただいたと言えましょう。

最後になりましたが、ジョアナ・アブランシェス・ピント氏とポルトガル大使館、及び、様々にご尽力いただいた諸関係者の方々、また、今まで私ども「マリオネット」をお聴きくださった多くのリスナーとファンの皆さま方に、深く感謝の意を表し心より御礼申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。MUITO OBRIGADO!ありがとうございました!
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以上がマリオネットとしての公式コメントですが
今回の受賞はひとえにポルトガルギター奏者湯淺の功績によるものです。
相方の私としては身に余ることで恐縮するばかりですが
自分たちが続けてきた独自の活動が公的に認められたことを素直に嬉しく受け止めています。

マリオネットとしてのマンドリン絡みの大きな活動としては、
これまでマカオや種子島など南蛮ゆかりの地での「マンドリン大合奏」が挙げられますが、
2013年 種子島での大合奏の打ち上げに前ポルトガル大使が参加して下さり
マンドリンの仲間たちと楽しく談笑されていたことは一つのいい思い出です。

そんなことが今回の受賞の背景の一コマになっているかどうかはわかりませんが
これらの大合奏ツアーに参加してくれたZIPANGUマンドリンオーケストラ、
そしてもちろんマリオネット・マンドリンオーケストラのメンバー全員に改めてお礼を申し上げます。
また、この数年間のうちにマカオ観光局のイベントなどで共演いただいた
各地のマンドリンオーケストラの皆さんにも同様にお礼申し上げます。

今後も私はこの独自な立ち位置から
マンドリンの世界をより面白く活性化できるように頑張り続けたいと思います。

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。 マリオネット 吉田剛士

※長文にお付き合いいただきありがとうございました。

「奏でる!マンドリン」6月号予告。

2015-05-15 17:48:05 | Weblog
「奏でる!マンドリン」次号発売日は6/15です。

トークゲストは、独自のスタイルで活躍するマンドリンシンガー 清心(きよみ)さん。
約1年間の産休・育休を経て、今年から活動再開した彼女の過去から未来へのお話を伺います。

目玉となる特集記事はリッピ氏のインタビュー。
現代に蘇ったマンドリン最盛期の名工のごときマンドリン製作家「ロレンツォ・リッピの魅力」
を素晴らしい楽器の写真と共にご紹介いたします。
(写真はリッピ製作のマンドリン)

「エリザベト音楽大学マンドリン科に新入生!」という
明るい話題もぜひご覧いただきたい記事の一つです。

また、好評のイラストマップ、今回は「四国」です。

その他、静岡で行われた「指揮者橘直貴氏による合奏セミナー」レポート、
堀雅貴氏のバンドMandolicksのライブレポートや石橋敬三氏の「マンドリンの煮詰め方」その後...など。

Viva!マンドリンオーケストラでは「浦和マンドリンクラブ」
私のマンドリンライフでは望月豪さん
輝く!大学マンドリンでは獨協大学マンドリンクラブが登場します。

掲載楽譜は
サザンの「アロエ」
朝ドラ「まれ」テーマ曲
「Miracle go!プリンセスプリキュア」

その他です。

新規購読のお申込み、お問合せは「奏でる!マンドリン」公式ウェブサイトからお願いいたします。
http://www.kanaderu-m.com/p_hassou/

主なマンドリン専門店の店頭でも販売されています。
ぜひよろしくお願いいたします。




マリオネット・マンドリンオーケストラ 9thコンサート

2015-04-11 10:15:46 | Weblog
マリオネット・マンドリンオーケストラ 9thコンサートのチラシが完成しました!!

●日時: 2015年7月25日(土) 開演pm4:00(開場pm3:00)
●会場 :吹田市文化会館メイシアター 大ホール

マリオケは結成9年目にして初の客演指揮者を招きます。いずれも編曲でお世話になっている酒井国作・橋爪皓佐の両氏です。吉田剛士の指揮を加え3人の指揮でお聴きいただきます。
また、本オケの母体となるデュオ「マリオネット」はCDデビューから今年で20周年!そのサウンドは大分むぎ焼酎「二階堂」TVCMでもおなじみです。デュオとしてオケのコンサートに初出演いたします!
多くのご来場をお待ちしています。

●出演:マリオネット・マンドリンオーケストラ(指揮:吉田剛士)

■客演指揮:酒井国作・橋爪皓佐

■特別出演
ポルトガルギターとマンドリンのデュオ「マリオネット」(湯淺・吉田剛士)

●料金 : 1,000円(中学生以上・全席自由)

※未就学児のご入場は原則お断りいたします。
※小学生は保護者同伴の場合に限りご入場いただけます。(無料)

●主催:オフィス・マリオネット マリオネット・マンドリンオーケストラ

●後援:吹田市 吹田市教育委員会 大阪日本ポルトガル協会 マカオ観光局
一般社団法人 日本マンドリン連盟 関西マンドリン連盟 関西元気文化圏参加事業
アーツサポート関西

[チケット取り扱い] ※近日発売予定です。
オフィス・マリオネット 吹田メイシアター
中川弦楽器 フレット楽器ヤマサキ サロット

●お問い合わせ : オフィス・マリオネット

    大阪市北区東天満1-5-2 信保ビル202
    Tel&Fax 06-6882-5373
    メール marionette@music.email.ne.jp

「奏でる!マンドリン」2015年春号(3/15発売)

2015-03-12 17:48:33 | Weblog
現在、日本で唯一のマンドリン専門情報誌
「奏でる!マンドリン」最新号は3/15発売です。


マンドリンを巡っては、かつて、文化的価値の高いいくつかの学術研究誌が刊行されていましたが
「奏でる!マンドリン」は専門的な部分を含め確かな情報を扱いつつも
あくまでエンターテイメントとして出来るだけシンプルかつ分かりやすい記事を心がけ
より多くのマンドリン愛好家に役立つ実用的な存在でありたいと願っています。


今回の巻頭トーク記事では、
九州を中心に活躍されている高橋和彦さんと、その生徒で
昨年の日本マンドリン連盟の独奏コンクールで優勝された高橋香瑠さんのお二人にお話を伺います。

「私のマンドリンライフ」ゲストはメトロポリタン・マンドリンオーケストラの庄山恵一郎さん、
「Viva!マンドリンオーケストラ」では宇治マンドリンアンサンブル「フローラ」にご登場いただきます。
大学記事では北海道大学の「アウロラ」をご紹介いたします。

その他、主なところでは、吉水秀徳氏による特集記事「新入部員勧誘のテクニック!」
学生団体のみならず社会人団体のメンバー募集にも必ず参考になると思います。

また、現代音楽コンクールで聴衆賞を受賞した望月豪さんに関するレポート記事や
見開き2ページでご覧いただく東北マンドリン団体イラストマップなど見どころ多数です。

楽譜は「花燃ゆメインテーマ」「ゲラゲラポー」のほか、
酒井国作氏の組曲HIKARIより第一楽章を収録(初出版)


本誌は¥1500+消費税・送料です。参考音源などを収録した連動CDも好評発売中です。
お申込み、お問い合わせは以下サイトよりお願いいたします。


http://www.kanaderu-m.com/


「奏でる!マンドリン」は、マンドリンと共に過ごす豊かなライフスタイルを提案いたします。
ぜひ多くの方に愛読いただけるよう願っています。


1.17から3.11へ。

2015-01-24 04:36:10 | Weblog
1月18日、西宮の兵庫県立芸術文化センター・阪急中ホールにて
「竹下景子 詩の朗読 1.17から3.11へ メモリアルコンサ-ト」が行われました。

竹下景子さんの朗読を中心に、林昌彦氏(ピアノ)、金関環氏(ヴァイオリン)、
伝三F(パントマイム)などの共演者と共に
私どもマリオネット、そしてZIPANGU「絆」マンドリンオーケストラも総勢116名で共演させていただきました。

阪神・淡路大震災後、神戸で詩を朗読する会を続けてこられた女優・竹下景子さんは
2011年に起こった東日本大震災を受け、翌2012年からその活動の場を仙台に移されましたが、
阪神・淡路大震災20周年にあたる2015年を迎えるにあたり、久々に竹下さんを神戸にお迎えし、
特別に開催されたのが今回のコンサートでした。

約3年前の2012年、東日本大震災からちょうど1年目の3月11日に仙台の東北大学ホールで、
マリオネットとZIPANGU「絆」マンドリンオーケストラは今回と同様、竹下景子さんと共演させていただきました。
それまで神戸で竹下さんの公演を支えてきた実行委員会が中心となり、
東北での復興支援コンサートの立ち上げを「神戸が全面的にサポートしよう」という動きの中で、
その第一回目のコンサートのステージ構成を私どもマリオネットが任されたのでした。
その役割を与えていただいたおかげで、震災後途絶えていた東北のマンドリン仲間との交流が復活し、
被災地を含む東北各地から約30名のマンドリン合奏メンバーの参加協力を得て
総勢113名のZIPANGU「絆」マンドリンオーケストラとして、ステージ上で心を一つにして演奏することができました。

そして、今回その東北から15名の奏者がはるばる神戸まで来て演奏に参加してくれました。
このことはコンサートをより意義深く説得力のあるものにしてくれたと思います。

そのほか北海道から九州まで、文字通り全国各地から集まってくれた大勢の奏者と共に
祈りの気持ちを込めて演奏できたことは私にとっても素晴らしい経験となりました。

このような意義深いイベントに関わる機会を与えていただいたことに心より感謝しています。

なお、今回のコンサートで、竹下さんを迎えての神戸での公演は実質上ひと区切りとなるようです。
今後、絆オケの出番があるかどうかは未定ですが、これからも日本中の仲間と連携可能な
「マンドリンの結束力」を活かすべく、新たな活躍の場を求めていきたいと思います。


ZIPANGU「絆」マンドリンオーケストラ主宰 吉田剛士

※写真は当日のリハーサル風景

RuRuにてRuRuを弾く。

2014-12-31 04:50:00 | Weblog
今年もいろいろありました。

とくに記憶に残る出来事とそれにまつわる曲を振り返ってみると

2月 ラフィーヌ20周年記念コンサート&「いつも心にマンドリン」
6月 マリオケ石垣島ツアー&「沖縄センチメンタル」
5~9月 マカオの夕べ九州・中国公演&「夢は黒潮に乗って」
8月 マリオケ8thコンサート&「星の道標」
11月 梼原町・梼原学園での公演&「せせらぎの小道」
10月 北新地サンボア20周年パーティー&「いつものBarで逢いましょう」
11月 二階堂TVCM &「題名未定」
などなど

そして全国各地でのライブと、それぞれの土地での人々との出合いがありました。

悲しいお別れもありました。

そんな去りゆく2014年の仕事納めは12/26のRuRuで行われました。

言わずもがなマリオネットの初期の代表曲のひとつ「RuRu~シャンソンカフェの夜」の表題となったお店です。
かつて事故で生死を彷徨ったマスターの快気祝いに送った曲でしたが
時は流れ、マスターもママも既に亡くなり
ひとり残された看板娘のマッちゃんも高齢で
この5年、RuRuは閉店休業が続いています。

そんなRuRuの店内に一晩だけ灯が灯りました。

かつて年末の恒例行事であった
日色ともゑさんの朗読とマリオネットのライブを行おうと
常連の皆さんがマッちゃんを支え、手弁当で集まってくれました。
仕切りはもちろんのこと、サービスするのも洗い場も皆お客さんでしたが
一人一人が阿吽の呼吸でその場に奉仕しつつみんなで楽しんで過ごしました。

かくして一夜限りの シャンソンカフェ「RuRu」の夜が実現しました。

これが最後の儀式になるのか新たな展開への序章となるのかはわかりませんが
素敵な大人の時間でした。

マリオネットの一年の活動の締めくくりとしても
これ以上の集まりは無いところにご一緒させていただいたことに感謝いたします。


そうこうするうちに、来年はマリオネットのCDデビューから20周年となります。

今年を振り返るとともに新たな気持ちで新年を迎えたいと思います。

皆様、どうぞよいお年を。

マカオ訪問。

2014-11-24 11:27:25 | Weblog
マリオネットは11/17~21、4泊5日の旅程でマカオに行ってきました。
2011年12月のマンドリン大合奏ツアー以来、久々の訪問です。

昨年のカジノ売り上げがラスベガスの7倍を超えるというマカオはまさに日進月歩。
巨大ホテルが次々と建設され、発展を続けています。

旧ポルトガル領ですが、現在は中国の特別行政区である関係上、
日中関係の悪化以来、日本からの観光客の減少は否めませんが
観光で訪れる範囲ではとくに中国色の強まりを意識する場面もなく
やはりマカオはマカオという特別な場所なのだという思いを強くします。

今回の使命は、マカオ観光局音楽大使である我が相方の湯淺に伴い
現在のマカオを改めて体感することでした。
そのため、傍目には「なんだ、気楽に観光してるだけじゃないか」と思われがちですが
かなりハードなスケジュールで動き回ってきました。
また、湯淺、海井ともども数多くの写真を撮影してきました。

今年から一眼レフを使い始めたので頑張って数多くのスナップ写真を撮りました。
世界遺産の建物や広場はもちろん、ド派手で近代的な建築物から渋い路地裏、
パステルカラーの街角、オレンジ色の夜景などあらゆる被写体が撮影欲を駆り立てる
本当にフォトジェニックな街です。
撮影してきた写真はFacebookのほうでも数多くご紹介していますのでぜひご覧ください。

まずは簡単なご報告まで。

9.25総括的ご報告。

2014-10-09 14:56:57 | Weblog

先日の9.25「JAPAN NIGHT」マンドリン大合奏中止に関して総括的なご報告をさせていただきます。

●経過のご報告とお詫び

実行委員会では直前まで主催者側との調整、内部での綿密な準備を進めておりました。
参加希望者は300人の定員を上回り、まさに大合奏実現の一歩手前まで漕ぎ着けておりましたが、
本番2日前に台風16号の影響を懸念した主催者側の判断に基づき、惜しくも中止となりました。
練習会場に集合して全員で合奏するだけでもできないかも検討いたしましたが、
本番が中止となった以上、台風直撃が予想される中で敢えてリスクを冒して
練習のみに参加いただくよう呼び掛けすることはできないという結論に達し、
全てを中止にする決断をいたしました。

結果的には台風はなくなり、不安定な天候であったとはいえ
「JAPAN NIGHT」自体は内容を変更縮小して行われただけに私自身、悔しい思いは募ります。

台風という不可抗力の影響によるものであり、基本的には甘受するしかなかった決定ではありますが、
各時点での自分自身の対処、判断が間違っていなかったか、何かもっとできることがなかったか、
自省すべき点が多々あります。
野外でのマンドリン大合奏という企画の持つ、天候への対応力の脆弱性を突き付けられたわけですが、
たとえ雨天中止となった場合においてもゼロにしないための方策を今後模索していく必要があると痛感しています。

いずれにしましても、結果的にご参加を予定されていた皆様にご迷惑をお掛けするとともに、
応援いただいた方々を失望させる結果となりましたことを深くお詫び申し上げます。


●皆様への感謝と今後への希望

一方で、この2か月間の短い準備期間の中で実に多くの方々にご賛同いただけたこと、
そして実際に300人を超える奏者の皆様にスタンバイしていただき、
実演の一歩手前まで辿り着いたことには感謝とともに、大きな希望と可能性を感じています。

もとより、世界一の演奏人口についてはもちろんのこと、
日本のマンドリン文化は他の追随を許さない独自の強さを持っていると思っています。
それは緩やかでしなやかな結束力とでも言えるかもしれません。

多くのマンドリン合奏愛好家は何らかのグループに属しながら、
いざとなれば垣根を越えて集まることのできるリベラルな体質と、
短期間の練習でオケの一員として合奏に寄与できる共通言語を備えています。
それゆえに、日本中の仲間とすぐに意気投合することが可能です。

これはひとつの素晴らしい文化だと言えます。

私どもはマンドリンの世界をもっと楽しく充実したものにしたいと思っています。
そのためにはこの素晴らしい日本のマンドリン文化を広く一般に発信できるような
晴れ舞台をコーディネートすることが重要だと考えています。

今回は惜しくも実現には至りませんでしたが、この経験をバネにして、
いずれ近いうちに何らかの形でリベンジをしたいと思います。

その時にはぜひお力添え下さいますよう謹んでお願い申し上げます。

9.25「JAPAN NIGHT」マンドリン大合奏実行委員会
代表 吉田剛士



※なお、参加を予定されていた皆様には上記を含めたご連絡を郵送させて頂きました。
また、今回演奏予定しておりました橋爪皓佐氏編曲の「80日間世界一周」、
「Voyage !」(世界各国ポピュラー曲メドレー)、「蛍の光」に関しましては、
参加予定されていた皆様にはスコアも(ダウンロード可能な状態を)ご提供して、
ご自由に演奏していただくことといたしました。

9.25「JAPAN NIGHT」マンドリン大合奏中止のお知らせ。

2014-09-24 08:22:07 | Weblog
昨日午後の主催者側全体会議において、
台風16号接近に伴う悪天候が予想されるため
「JAPAN NIGHT」の開催内容を変更縮小することが決定されました。
これに伴いマンドリン大合奏はまことに残念ながら中止となりました。

昨日より事務局から皆様に告知を進めており、すでに皆様ご存じかと思いますが
参加者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。

今回、多くの方々のお力添えを得て綿密な準備を進めていただけに
まことに残念であり遺憾でもありますが、
台風という不可抗力の影響による判断として受け入れざるを得ません。

ご参加申し込みいただいていた皆さま、お力添えくださった皆様には
この場をお借りして深くお礼申し上げますとともに、重ねてお詫び申し上げます。

ただ、この2か月間の短い準備期間の中で実に多くの方々にご賛同いただけたこと
そして実際に一歩手前まで辿り着いたことには大きな希望と可能性を感じています。
今回の経験をバネに、良い方向につなげたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

9.25「JAPAN NIGHT」マンドリン大合奏実行委員会
代表 吉田剛士