人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

国内のオーケストラ,新指揮者を迎えて”進化”を探る試み~日経の記事から

2015年06月01日 07時01分04秒 | 日記

6月1日(月).とうとう6月に突入してしまいましたね 昨日は日曜日にも関わらずコンサートもなく映画もなく,家で音楽を聴きながら読書にいそしみ,静かに過ごしました いま聴いているのはベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲です.ミロ・クァルテットが6月7日から20日までの間に5回に分けて全曲を演奏するのでその予習です 先日買い求めたイタリア弦楽四重奏団によるCDで聴いています

 

          

 

そして,いま読んでいる本は水村美苗著「日本語が亡びるとき~英語の世紀の中で」(増補版)ですが,苦戦を強いられています 

 

          

          

ということで,わが家に来てから235日目を迎え,しなびた風船で遊ぶモコタロです 

 

          

          オレンジ色だからオレンジの味がするってわけじゃないんだよ

 

  閑話休題  

 

昨日,4月下旬に注文しておいたリビング用の椅子6脚がやっと届きました 新宿の(親娘対立で話題となっていた)O家具で娘といっしょに足を棒にして探し回った挙句やっと決めた椅子です 今までの椅子は総皮貼りの立派な代物なのですが,なにせ20年以上も使っていると皮が破れて惨めになってしまいました ↓

 

          

 

新しい椅子はこんなです ↓ やっぱり新品はいいですね さっそくこの椅子に座ってブログを書いています

 

          

 

  閑話休題  

 

5月30日(土)の日経朝刊・文化欄は「国内オケ 新指揮者と進化~幅広げ,海外に対抗」という記事が載っていました リードにはこう書かれています

「日本のオーケストラを率いる音楽監督や首席指揮者が,今年から来年にかけて相次ぎ交代する かつては10年以上トップを務める例も珍しくなかったが,近年は数年単位で代わる傾向が目立つ 海外の有力オーケストラが続々と来日するなか,レパートリーの幅を広げることで存在感を打ち出そうとする狙いがある」

そして,今年から来年にかけて音楽監督・首席指揮者が新任する主なオーケストラを挙げています

〇札幌交響楽団    M.ポンマー 首席指揮者 今年4月~ 任期3年

〇東京都交響楽団  大野和士    音楽監督   今年4月~      5年

〇東京シティ・フィル  高関  健    常任指揮者 今年4月~    3年

〇NHK交響楽団     P.ヤルヴィ   首席指揮者 今年9月~    3年

〇名古屋フィル      小泉和裕   音楽監督    来年4月~    3年

〇日本フィル        P.インキネン 首席指揮者  来年9月~     3年

〇新日本フィル      上岡敏之   音楽監督   来年9月~      5年

トップを代える理由として各オーケストラが挙げているのは「レパートリーを増やし,オケに変化を与える」ことです しかし,それ以上に考えられるのは「世界的なオケが毎年のように来日するなか,世界で実績のある指揮者を迎えることで知名度を高めたい」ということではないか,と思います.この記事の見出しの通り,これからの国内オーケストラは新しい指揮者とともに進化しようと模索しているのかも知れません

そのこと自体は素晴らしいことですが,それが即,年間定期会費の値上がりにつながるのであれば,ちょっと待ってくれと言いたくなります.そうでなくても”クラシック離れ”が起こっているのですから,関係者には慎重な対応をお願いしたいと思います

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