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野村芳太郎監督「影の車」、貞永方久監督「黒の斜面」を観る~全盛期の岩下志麻の魅力全開! / 東響2019‐2020シーズンは「定期演奏会」は継続、「オペラシティシリーズ」は継続中止

2018年09月15日 07時21分51秒 | 日記

15日(土)。わが家に来てから今日で1444日目を迎え、自民党総裁選(20日開票)に立候補した安倍晋三首相と石破茂元幹事長が14日、東京都内で日本記者クラブの記者会見に臨んだが、その時の様子をテレビで観て 感想を述べるモコタロです

 

     

      記者会見を終わった後  握手をしている時の 二人の不自然な笑顔が忘れられない

 

  昨日は娘が外食だったので夕食作りはお休みしました  

 

         

 

東京交響楽団の2019-2020シーズンについては、「定期演奏会」(サントリーホール)はS席で継続、「東京オペラシティシリーズ」(S席)は継続中止することにしました 両シリーズとも10年以上定期会員を継続してきましたが、オペラシティシリーズに代えて他の在京オーケストラの新規会員になろうと思っています 現在、NHK交響楽団、読売日響、東京交響楽団、新日本フィル、東京フィル(文京シビック)、新国立オペラ、バッハ・コレギウム・ジャパンの定期会員になっているので、新規候補としては東京シティ・フィル、日本フィル、東京都交響楽団になると思いますが、ラインナップ・日程を比較の上 慎重に決めたいと思います

 

         

 

昨日、池袋の新文芸坐で「影の車」と「黒の斜面」の2本立てを観ました

「影の車」は松本清張原作、野村芳太郎監督、橋本忍脚本による1970年松竹映画(98分)です

浜島幸雄(加藤剛)はある日、通勤バスの中で幼馴染みの小磯泰子(岩下志麻)と再会する。浜島は旅行会社に勤めて12年の係長、妻の啓子(小川真由美)は社交好きな主婦だが、結婚10年になるが子どもが出来ないせいもあり夫婦生活が上手くいっていない 2度目にバスで泰子に出会った浜島は1つ手前の停車場で降り、泰子の家に招かれる。泰子は4年前に夫に死なれ、保険の外交をやりながら6歳の健一と二人暮らしをしていた やがて浜島は頻繁に泰子を訪ねるようになり自然の成り行きとして結ばれる。彼は健一と仲良くなりたいとお土産を持参したりして努力するが、母親を取られる恐れを抱いた健一は素直になれない 浜島は健一が母親と自分との関係をすべて知っていて自分を憎んでいるのではないかと妄想する。ある日、出張と偽って泰子の家に泊まった夜、夜中にトイレに行って戻る時、目の前に健一が斧を持って自分に襲い掛かろうとしたのを見て、思わず健一の首を絞めてしまう それを目撃した泰子は混乱する。警察の事情聴取で刑事から「6歳の子供が殺意を持って大人に襲い掛かるなんてあり得ないだろう」と一喝されると、浜島は「いや、あるんだ」と叫ぶ。実は浜島も母の手一つで育てられ、伯父が母親を訪ねて来たときに殺意を感じており、6歳の時に事件が起こったのだった

 

     

 

浜島が6歳の健一に感じた恐怖は、浜島自身が6歳の時に経験した「母親を奪おうとする者への復讐」に基づいていることが分かります

この映画の一番の魅力は何と言っても岩下志麻の美しさです

喫茶店のシーンではヴィヴァルディ「四季」が流れていました この映画は1970年製作なので、LPレコードを使っているとすれば、やっぱりイ・ムジチだろうか、と思ったりしました

 

         

 

「黒の斜面」は貞永方久監督による1971年松竹映画(93分)です

ダイバ物産営業係長の辻井喬(加藤剛)は、失恋を苦に自殺を図ろうとした川上妙子(市原悦子)を救ったことがきっかけに彼女と情事を重ねていた。やがて課長への昇格の話が持ち上がり、関係を清算したいと思うようになる ある日、辻井は出張で最終の飛行機で大阪に向かうため3000万円入りのアタッシュケースを持って羽田に向かったが、待ち受けていた妙子に口説かれて出発を翌朝に変更する その時、キャンセルするのなら現金を渡すから搭乗券を譲ってほしいという若い男に売ったのだった。しかし、その飛行機が途中で三河湾に墜落、全員が死亡したことで辻井の筋書きが狂い始める 辻井の名前は搭乗者名簿に載っていたので、彼は死んだことになってしまったのだ 彼は妙子のアパートに転がり込んで身を潜めるが、妙子は辻井に3000万円を持って地方に行き別人として 共に人生をやり直そうと画策する。一方、辻井の妻・圭子(岩下志麻)は 遺体が見つからないことから疑惑を持つようになる 紆余曲折があり、圭子は二人がアパートにいるところを目撃する 新聞の3行広告「タカシ  すべて許す  連絡待つ  ケイコ」を見た辻井は圭子に電話して自分は生きていることと、家に戻りたいことを伝えると、圭子は「待っている」と答える それを信じた辻井が自宅に戻り、ドアを開けると 目の前に辻井の遺影と花が飾られていた

 

     

 

この映画の魅力も岩下志麻の美しさです

隣席のおじさんは、映画を観ながら「ああ」とか「あら~」とか「やれやれ」とか、いちいち感嘆符を口にしていましたが、最後に辻井が自宅で自分の遺影に対面するシーンでは、「怖いな~」と言っていました 言うまでもなく、「女は怖い」という意味です

映画の冒頭近くと終末近くでモーツアルトのピアノ曲のようなやさしく穏やかな曲が流れましたが、残念ながら作曲者と曲名は分かりませんでした 何となくモーツアルトの「12の変奏曲K.500」のような気がしましたが 特定はできません 悔しいです

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