人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

マーラー「大地の歌」,藝大オペラ「フィガロの結婚」,藝大「ブラームスの室内楽」のチケットを買う

2015年07月18日 09時20分24秒 | 日記

18日(土)。昨夕、当ビルの有力テナントT社のH社長とマネジャーのSさん(アラフォーの美人)、当社のT氏と私の4人で9階の記者クラブ・レストランで暑気払いをしました 実はX部長が出席するはずだったのですが、前日、よせばいいのに若者を誘ってビールと日本酒とテキーラをチャンポン、暴飲暴食、因果応報、戦意喪失になったため、急転直下、私が代役を仰せつかることになったのです 

4人の共通点と言えば「活字中毒」ですが,話題は「スマホの普及で新聞を読む人が少なくなった」,「N紙は+αの料金で紙面にある3倍の情報量を得ることができる.経営的に成り立っているようだ 他の新聞社も購読料収入のほかにネットによる情報提供からの収入を期待して工夫しているが経営的に成り立っていない」,「新聞界では将来の読者を獲得するためNIE(ニュースペーパー・イン・エデュケーション=教育に新聞を)を展開している」など,若者の活字離れの話が中心となりました

文学好きのSさんは「又吉の火花,買いました?まだなら買ってください」とH社長に頼んでいました.「又吉の火花」とは言うまでもなく,今回の芥川賞を受賞したお笑いコンビ,ピースの又吉直樹の作品『火花』のことです 自分で買わないで他人に買わせてそれを借りて読もうとする根性は見上げたものです 私も「読みました?」と聞かれたので「文庫本しか読まないので,文庫化したら買います」と答えておきましたが,「誰か買ってください」という思いはSさんと同じです.理屈はこうです

「作品について,大したことがないと言う人もいれば,優れた作品だと言う人もいる 実際に読んでみなければ批評することはできない.読みたいけれどお金を出してハードカバーを買おうとまでは思わない.誰かが持っていたら借りて読みたい

まあ,大方の人がそうなのではないかと想像します

文学ということで言えば,2年前にSさんから薦められて,文庫化されたのを機会に読んだ水村美奈苗著「日本語が亡びるとき」の感想を当ブログに書いたので(6月5日),そのことを話題にしようとしたのですが,時間切れでお話しできませんでした 私としては,ブログの中で触れた「ハリーポッター」に対するSさんの感想をいつか是非お聞きしたいと思います ということで、わが家に来てから281日目を迎え,新劇の巨人と遭遇するモコタロです 

 

          

 

  閑話休題  

 

チケットを3枚買いました.1枚は8月22日(土)午後3時からミューザ川崎で開かれる「マラー祝祭オーケストラ特別演奏会」です プログラムは①ハチャトゥリアン「ピアノ協奏曲変二長調」,②マーラー「交響曲”大地の歌”」です.②のテノール独唱は今尾滋,ソプラノ独唱は蔵野蘭子,指揮は井上善惟です

 

          

 

2枚目は10月4日(日)午後2時から東京藝大奏楽堂で開かれる「藝大オペラ 第61回定期公演~フィガロの結婚」です 指揮はステ―ファノ・マストランジェロ,演出は直井研二です

 

          

 

3枚目は11月29日(日)午後3時から東京藝大奏楽堂で開かれる「ブラームス 室内楽の喜び 第4回」です プログラムはブラームス①ヴァイオリン・ソナタ第3番,②チェロ・ソナタ第2番,③ハンガリー舞曲集から第17番~21番,④ピアノ五重奏曲ヘ短調です.演奏はピアノ=ジャック・ルヴィエ,伊藤恵,ヴァイオリン=玉井菜摘,チェロ=河野文昭ほかです

 

          

 

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