天晴な祭りがひしめき合うゴールデンウィーク。
今年も「垂井曳山まつり」を訪ねました。 (垂井では曳山の山の文字は車へんに山と表記するのが正式)
役者の古式練込みが始まりました。
「鳳凰山」の芸題は「釣女戎詣恋釣針」
子供歌舞伎の舞台でも度々上演される。
コミカルなストーリー展開で人気の演目だ。
子供役者の熱演に拍手!!
八重垣神社の神前奉芸を終えた曳山は町中へ。
ここからは曳き手衆の腕の見せ所。
曳山の後方は役者の楽屋になる車、さらに観客用の椅子を格納する車が付き従う。 「鳳凰山」の豪華な三重連だ。
役者は一日に4回~5回の舞台をこなす。
曳山祭りは日本の祭りで最も華やかな行事。
その形態は多岐にわたるが・・・
絢爛豪華な曳山舞台上で伝統芸能の歌舞伎を上演する祭りは素晴らしいと思う。
その祭りの多くは岐阜県、滋賀県、石川県、富山県に点在している。
近隣県在住の寅さんにとってはありがたい。
提灯の灯りに導かれ・・・
愛宕神社の路地へ。
「鳳凰山」が吠えた。
北裏の芸と呼ばれるこの場所は芝居小屋の風情が漂い見逃せない。
2015年5月 岐阜県垂井町