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さて、どちらへ行こう 風が吹く

村国座子供歌舞伎2015 後編

2015-10-19 08:58:04 | 村国座子供歌舞伎

 コンビニとスマホがあれば事足りるお手軽な時代に、古い芝居小屋で伝統の歌舞伎を愛でる上質な時間。

 

 各務の舞台が最も華やぐ瞬間。

 

 外題は「会稽扇曽我・鶴ヶ岡八幡対面の場」

 

 一般には「寿曽我対面」として正月歌舞伎等で演じられる。

 

 和事の曽我十郎は品よく、荒事の曽我五郎は勇壮に。

 

血気にはやる五郎は盃をたたき割る。

 

 歌舞伎の様々な役柄の勢揃いだ。

 

 可愛らしい傾城は大磯の虎。

 

 座頭の工藤祐経からは貫禄が伝わってくる。

 

 祐経の見事な口上に大向うが唸った。

 

 こういう場面が繰り広げられるから、「村国座」の子供歌舞伎は楽しいのである。

 

 幕切は絵面の見得、これぞ華麗な絵画美の極致です。

 

よく頑張ったね・・・お疲れ様でした。

2015年10月 岐阜県各務原市


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