誇らしげに山笠キッドたちの登場である。
「中洲流」の町舁き出しを捉えてみた。
出発前に見せる子供たちの表情が素晴らしい。
カメラがこちらを狙っとるよ・・・ 招き板に隠れろ!!
将来の「山笠のぼせ」はこの現場で作られてゆく。
気合いを入れて行こう。
「水かけてやるのも仕事やからな」と笑いながらベテランは言った。 できるだけ高く広く水滴が頭上に降り注ぐように撒くのが粋とされる。
勢い水を浴びると子供たちの気勢は一気に盛り上がる。 年長になると招き板で上手に避けるのが面白い。
「櫛田神社」の山列地点に向けスタート!!
山列入りの舁き山を待ち受ける「土居流」の子供たち。
控えめに オッショイ!!
「東長寺」の清道旗を招き板が回る。
子供たちは余裕の表情だ。
好奇心旺盛な子供たちを若手、ベテラン勢がしっかりとサポートする姿は感動的である。
博多もんは、山笠で育つ。
千代小、博多小、新天町には子供山笠がある。
子供用とはいえ実物の三分の二で本格的なものとのこと、一度は見てみたいものだ。
「博多祇園山笠」をモチーフにした 長谷川法世氏の漫画「博多っ子純情」 連載が始まったのは昭和51年のこと・・・懐かしい。
老若男女が心を一つにして楽しむのが祭りの醍醐味。
かつて父親が駆け抜けた博多の町を、今日はその子、その孫が走り抜ける。
2015年7月 福岡県福岡市
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