京都市上京区の白峯神宮はスポーツの守護神として球技選手の崇敬が厚い。
七夕の夕刻ともなると地元少女による「小町をどり」が奉納されます。
神妙な表情で式典にのぞむ少女たち。
式典の後、鞠庭中央の七夕飾りを中心に輪踊りが始まります。
彦星の思ひますらむ心より見る我れ苦し夜の更けゆけば
織女の袖継ぐ宵の暁は川瀬の鶴は鳴かずともよし
衣装は紫の鉢巻に銀の簪、片肌脱ぎの緋襦袢 織物で繁栄を極めた西陣の美意識が光る。
元禄時代には艶やかな着物を纏い西陣界隈を流し踊ったと伝承されている。
京都、文月、祭月 夏祭りの季節が始まった。
2019年7月 京都市上京区