旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

阿波おどり・2014 煌めきのうずき連 其の二

2014-08-25 20:47:58 | 阿波おどり

隣で大型カメラを構える写真家が唸る「うずき連、きれいな隊列やな~」

 

「まあー なんて美しい踊りなんでしょう」前で見ていたご婦人方がため息を漏らした。

 

ほら、あんまり美しい踊りだから、寅さんはつい夢を見たのよ・・・

 

4日間の真夏の夢をね・・・

 

「うずき連」最初の桟敷は新町橋演舞場からです。

 

男踊りはつらいよ(笑)

 

「阿波おどり」の桟敷演舞は夕刻の6時から。

 

伝統の調べが踊りの始まりを告げる。

 

日が暮れて赤と黄の提灯が美しい藍場浜桟敷。

 

スローな踊りにしてくれ・・・「うずき連」の女踊りは柔らかくて優雅。

 

「阿波おどり」は日本を代表する夏祭りです。

 

地元では祭りという表現を使わず「今年も踊りの時期になったか」と軽く流すようだ。

 

最終日の南内町桟敷、踊り子は去りゆく踊りの季節を慈しむように飛び跳ねる。

 

鳴り物衆は演舞場の出口で円陣を組み・・・

 

やがて訪れる踊りの終焉。

 

哀調漂う旋律が胸を打つ。

2014年8月 徳島県徳島市

コメント (2)
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