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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その189 『田貫湖・ダイアモンド富士』 その1

2017年04月25日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
ここ暫くお城と桜を追いかけてきました。
もうそろそろ桜も終わりかなと思っていましたが、富士山と桜の写真にもう一度チャレンジしてみます。
富士山の写真を撮るなら、やはり田貫湖に行ってみることにします。
写真は田貫湖にある、富士山の写真を撮るには絶好のスポットとして有名な『休暇村富士』です。



静岡県富士宮市にある「田貫湖」は面積312平方メートル、周囲長4km、東西1km、南北0.5kmの富士山麓の人造湖です。
2008年には『逆さ富士』を紹介しましたが、今回は偶然『ダブルダイアモンド富士』が撮れるかもしれないとのことで、家族と一緒に深夜3時の出発です。
写真は少し明るくなってからの田貫湖湖畔の遊歩道の様子です。
早朝、到着した時には駐車場ははもちろん、駐車場に至る道路の両側まで立錐の余地もないくらい車が並んでいました。
湖畔には、おそらく5-600人ほどのカメラマンが、三脚を立てながら日の出を待っていたのには、ビックリです。



しかしながら湖畔に到着した時は、天気予報と違って、富士山下部は厚い雲に覆われていました。



日の出とともに東の空が少しずつ明るくなってきます。
対岸のキャンプ場が見渡せます。
おそらく泊まり込みで『ダブルダイアモンド富士』を狙っている人も多いのでしょう。



東京から15年間毎年ダイアモンド富士を追いかけてきているというカメラマンの話では、それでも何回かしかよい写真は撮れないものだと話していました。
そのカメラマン曰く、『まだわからない、富士山頂の雲が流れればチャンスはある』の言葉を信じて撮影ポイントを探します。



富士山頂にピッタリと日が沈むか、あるいは逆に日が昇ることを「ダイヤモンド富士」といいます。
田貫湖の場合は、東側に富士山を望むので、どうしても早朝の撮影になります。
桜も一緒にと撮影ポイントを探していましたが、よく考えれば桜は暗くて絵になるわけありません。
もう少しで、太陽が富士山の後方位置に隠れ始めます。



撮影場所はネット情報を信じ、1つは北側の駐車場から遊歩道を5~10分ほど歩いた湖岸です。
遮るものがなく開けていて、正面に雄大な富士山を望めます。
テレビ局の撮影隊?らしきグループも同じアングルで狙っていたので、トッポパパもここで待つことにしました。
もう1つは休暇村富士(ホテル)の正面にある展望デッキで、こちらは左右から張り出した島の間から富士山が覗く特徴的な展望となります。



いろいろ事前に調べた結果、遊歩道は4月23-4日、展望デッキは4月25日がベストポイントとの情報もありました。
ちょっとした撮影位置の違いで、ダイアモンドになるかどうか決まるそうです。
山頂の雲が流れ、太陽が富士山の後方に入ったようで、山頂部分だけ明るくなってきました。



カメラマンの歓声が上がります。
山頂に太陽が顔を出しました!
後で考えると、ほんの1-2分のシャッターチャンスですので、夢中でシャッターを押し続けました。
 


ちゃんと撮れているのか、家に帰り確認するまで不安でしたが、それなりの写真が撮れたのではないかと思います。
富士山頂に太陽が重なる瞬間、ダイヤモンドのように輝く現象が「ダイヤモンド富士」ですが、湖面に逆さ富士が映る状態ならダイヤモンド状態がダブルということで、「ダブルダイヤモンド富士」と呼ばれています。



湖面に波があると、逆さ富士にならないそうで、小波はあったもののギリギリセーフでした。
なんといっても人気の撮影テーマの『ダブルダイアモンド富士』が撮れたことは幸運でした。
田貫湖では撮影チャンスが年に10日ほどしかなく、その上天候状態に左右されるので年に数回のチャンスだったのでしょう。
この幸運にトッポパパ、感謝感激です



続く........................................................................。

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