トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その６の３ 『会津若松・白虎隊』

戦いに敗れ、敗走して逃げてきたのが飯盛山だったそうです。
ここで煙に包まれた鶴ヶ城を見て、落城したと白虎隊は思い、無念の自刃をした場所です。



闇に紛れて白虎隊隊士が敗走して飯盛山に戻り、鶴ヶ城を望んだ場所に白虎隊隊士の像が鶴ヶ城を望むように建てられています。



でも、トッポパパには白虎隊が生まれ育った会津の飯盛山なのに、何故城下町が燃えているのを鶴ヶ城が燃えていると錯覚したのかが疑問でした。



白虎隊が鶴ヶ城を見たのは夜のようです。　今回は夕暮れ時でしたが、鶴ヶ城方面がどのように見えるのか検証してみました。
目を凝らして見てみましたが、夕暮れ時でも鶴ヶ城ははっきり認識できません。　
夜では実際は周囲の城下町が燃えているのを見て、鶴ヶ城も燃えていると勘違いしても、やむを得ない距離ですね。



会津戊辰戦争では、白虎隊に焦点を合わされていますが、婦女子２００余命も自刃されたそうです。
おそらく、白虎隊の家族などにも同じ運命をたどった人がいたのでしょう。
それらの人たちを弔うために建てられた碑が、白虎隊のお墓の横に建てられていました。



テレビドラマでも放映されていましたが、生存白虎隊２２名の中の酒井峰治が鶴ヶ城に戻るべく飯盛山に向かった時、出迎えた時の愛犬クマの銅像です。
このクマは、白虎隊の話によくでてきます。



ただ一人蘇生した隊士、飯沼貞吉（後に貞雄と改名）により白虎隊の悲劇がいまに伝えられたそうです。
後に逓信事業の技師となり、仙台にて昭和６年に７８歳でなくなりました。
飯沼貞吉が蘇生しなかったら、白虎隊の悲劇は闇に包まれたものだったのでしょう。



白虎隊の霊に、今も敬虔なお祈りささげている人も多くいるようです。



これは戸の口堰洞穴といわれ、飯盛山の中腹に１５０ｍの穴を掘り、猪苗代湖から水を引いた洞穴だそうです。
２０数名の会津藩の兵士が敗走しながら、この洞穴を通過して飯盛山に戻ったようです。



次回は、その鶴ヶ城に向かいます。

注釈）歴史に関しては、トッポパパが数冊の本や観光案内書をもとにまとめた雑学に基づくものなので、正しい解釈かどうかは保証できませんので、ご了承願います。

続く.........................................。

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移動だけで１日かかりますので、先に掲載しておきます。
では、行ってきます。
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