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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その186 『犬山城』 その3

2017年04月11日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
およそ500年の歴史がある犬山城ですから、それだけで凄い価値があると思います。
それでは天守閣の中に入って行きます。
天守は、外見は3層ですが内部は4階、地下2階となっています。



入り口は地下2階から靴を脱いで天守閣内へ入ることになります。
中央の穴蔵より城に入ると、すぐに急な階段を上ります。



城内の階段は急で、一段一段が高い為、年配者は苦労します。
階段を上り、犬山城を支える築城当時の野面積の石垣が内部からも見えます。
    


まず目に付くのが石垣とこの犬山城で一番太い巨大な梁です。
鱗状の重厚感ある見事な手斧仕上げの梁です。



外側から見ると、野面(のづら)積みの石垣の上に、黒い板壁・白い漆喰と見事なコンストラストを見せてくれます。



石落し呼ばれる窓が並んでいます。



実際にどの程度石を用意していたのかは定かではありませんが、実用的には狭間(鉄砲穴)として、この穴から外敵に向かって鉄砲を撃ったりするところだったのでしょう。



1階に上がると、中央部に第一の間、第二の間、上段の間、納戸の間の4室があります。
1,2階は外周が廊下になっていて、武者走りと呼ばれてる意外と広い廊下です。
各階には、高欄の間・破風の間・武具の間・書院造の間などの部屋があり、梁や柱など重厚な趣きがあります。



この鎧は、小牧合戦で使用された物のようです。



2階は中央が武具の間で、三方に武具棚があり、日本の名城の写真が飾られていました。



鬼瓦は1537年(1537年)犬山城築城当時に使用していた瓦で、慶長年間城を修復したときに取り替えた鬼瓦です。



続く...................................................................。