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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その158 『三渓園・紅葉巡り』 その2

2015年12月10日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
紅葉プロムナードと呼ばれる散策路に入ると、見事に紅葉した大木が並んでいます。



運が良かったのか、この時期が紅葉の見ごろのようです。



鶴翔閣で挙式を挙げた新郎新婦も紅葉をバックに記念撮影しています。



トッポパパも一枚撮ってもらいました。



臨春閣です。
慶安2年、西暦で1649年に建築された三屋建て、数寄屋風書院の名品とされる建物で国の重要文化財です。



臨春閣は桃山時代に豊臣秀吉が建てた聚楽第の遺構と伝えられていましたが、現在では和歌山県岩出市にあった紀州徳川家の別荘 巌出御殿(いわでごてん)ではないかと考えられています。



建屋内部の一部が公開されていました。
狩野派を中心とする障壁画と繊細・精巧な数寄屋風書院造りの意匠を随所に見ることができます。



ここの地形が三つの渓(谷)をもつことから、三渓園と名付け、原富太郎自らも原三渓と名乗りました。



原三渓は、単なる実業家ではなく、書画をよくし、美術品の収集家であり、美術家、文人のパトロンでもありました。



豪商とはいえ、個人の庭園としては途方もない財力がないとここまでの日本庭園は築けないのでしょう。



まだまだ見事な紅葉が続きます。

続く.............................................................................。