TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その49の6 『道後温泉』

2008年08月16日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
坊ちゃん電車の前で、マドンナたちと記念撮影です。
『坊っちゃん列車』の復元については走行場所をはじめ技術的にも数多くの問題があり困難とされてきたようです。
しかし、地域活性化の意見が後押しになり、多くの難題をクリアし実現したそうです。
昔、石炭で蒸気の力で動いていましたが、現在はディーゼルエンジンを採用しています。
さらに、煙突から出ている煙に見えるものは、蒸気を煙に見たてたものです。
環境に配慮した『新坊っちゃん列車』です。



日本最古の軽便鉄道は明治21年にドイツ・ミユヘン州クラウス社から輸入したそうです。
現在の坊ちゃん電車は明治41年に輸入した14号車を復元し、2両が市内電車の軌道を運行しております。



『坊ちゃん』小説の中では、『停車場はすぐ知れた。切符も訳なく買った。
乗り込んでみるとマッチ箱のような汽車だ。
ごろごろと五分ばかり動いたと思ったら、もう降りなければならない。
道理で切符が安いと思った。
たった三銭である。』
現在は大人300円 小児200円です。 ごろごろと5分ばかりは今も同じ雰囲気です。



坊ちゃんも、こんな感じで車窓から外を見ていたのでしょう。
ちょっとボケ写真なのでレトロな感じになりました。



坊ちゃん列車の車内は、明治時代をイメージした木製の車内になっています。
マッチ箱のような汽車の中で、記念撮影をすると隣の女性が写真を撮っているので変な顔をされてしまいました。



たぶん変なおじさん達と思われたのでしょうね。 (笑)



すぐに終点の松山駅に到着です。
車掌さんから、方向転換を見ていったほうがいいですよと言われました。
なんと、人力です。



機関車の方向転換は、機関車の中央部分にある油圧ジャッキで機関車を浮かせて、人力で180度回転させます。 
写真のように、運転手が汽車を降りて操作します。



松山駅の前に停まっていた、『マドンナバス』です。



出発時間まで、もう少し時間がありますので松山城へ向かいます。
それでは道後温泉より