第39回大会は通算13回目,50kmは12回目の挑戦でした。
晴れて風がなく気温はスタート前でマイナス4℃くらい,絶好のコンディション。
ただ最高気温の予報がプラスになっていてワックスが後半は全然合わない暗い予想。
年々体力の低下で参加するかどうか迷う50km,1週前まで「レース前ブルー」になり
本気でDNSも考えた。そしていつも通り3日前くらいから体が徐々にチャレンジングになり
晴れて出場!(笑)
いつもほぼこれを繰り返している。家人は「また,始まった」と嗤う。
ウェーブスタートの後組,早めに並んで前から4人目,多分これまでで一番
ストレスのないスタートを切れた。
すぐの所にある緩い登坂はいつもぎゅうぎゅうとしてストレスがあるが
今回は何と自分が滑っていた前後はほぼ一列縦隊で後ろから
せっつく人もいない。何という幸せな状態。これで少し気分が和らいだ。
ワックスはそこそこ合っているがスピード感は乏しい。
それでも一度もブレーキ感がなく合格だった。
雪温-3℃くらいに合わせていた。ベースワックス処理もサーモバッグも何も
していないなんちゃってワックスでも滑れないことはない。たまに泣くけど・・・。
12回目なのでさすがにコースはおよそ覚えている。
前半で好きなのは11km過ぎの森のなかの緩い連続登り。
日が差して木漏れ日がきれいだし,青空もすっきり,鼻歌気分。
前半はだいたいこうなることが多い,問題は後半。
相変わらずスーパー走法はできず,ぎこちない変則ラピッドで滑走。
本当に上達しない。上級者と張り合えるのはきつい登坂だけ。
ひたすら刻むだけなので何とか頑張れる。
平地や緩い登りは及びでない。どんどん置いていかれる。
白旗山競技場までは(31km)足裏が痛むくらいで済んだ。問題はここから。
左手はこのあたりからグリップが効かなくなりストックを引きずる感じになる。
毎年左手強化をレース中に誓う,そして忘れる。
35kmすぎからの長いゆるい登りが結構つらく,過去の事が甦ってくる。
この付近は例年一人滑走状態が多く,淋しい。練習みたいになる。
右側は基本深い谷なので木は抜けない。高所恐怖症。
それでも何とか通り抜けて魔の焼山ゾーンに近づく。
今年もノンストップで通り抜けたいがどうか?
幸い前後が空いていてそんなにプレッシャーがない。今回はラッキーだ。
気温が上がってるせいか土の出ているところもある。
前半グループの汗の賜物だろうな。登りにくいわ。
43kmに何とかノンストップ到達!完走はもう確実だ。
ペースが遅いのでワースト記録なのは体感でわかる。
それはもう気にならない,気持ちが折れずにゴールできれば文句なし。
長いダウンヒルをゆっくり楽しみながら滑り降りた。
ここで救われる気持ちになる。安堵感と達成感。
迷ったけど今年はやっぱり来てよかった。
4:19:55
2年前のワーストを8分以上更新した。
最悪4時間30分を想定していたのでそれよりは良かった。
コンディションが悪ければ簡単にそれくらいの記録にはなる。
これで12回完走の内,4時間超が6回,サブ4が6回になった。
来年も迷うと思うけど,とりあえず70歳までは(あと2回)チャレンジしてみたい。
245位は昨年(238位)より少しのダウン。他の人が苦戦したのだろうか?
もっと落ちてもおかしくないけど。
2歳上の70代の人は3時間34分だった。すごいと思う。
どうなってるのか?技術と体力が全然違うようだ。
今年の第1戦は無事終了。長期低落傾向はこの先やめるまで続くかと思うと
晴れ晴れとはしないけど,楽しめるうちは行こうと思う。
余録1
会場の販売所で「SWIX LF系」のワックスを探したけど見つからなかった。
廃番になったのか?HFだと高いし自分はあれくらいがちょうど良いのだけど。
ワックスの仕事さえなければもっと楽しいスポーツなのに,悩みは続くへたくそワックスマン。
余録2
スタート時に知り合いの有名人さんがチップ未装着で5分前の時点で
取りに戻って行った。あららと同情したものの,自分はと確認すると
付いていない!ぎょぎょぎょ。俺もか!
と,そういえば,ポケットに入れたはず。
慌てて探す。あったー!グッジョブ!すぐに巻いた。
やれやれ。
余録3
スタート時点でGPSウォッチを押したはず。
5km付近でそういえば押し方がしっくりこなかったし,動作確認しなかったなと気づく。
見た。止まってる。押した。完走距離はちょうど45km。タイムはサブ4だった。(笑)
こちら京都木津川マラソンで悲願のサブ4達成しました。3時間50分43秒でした。やはり後半失速病でした(泣) ようやくスキーに専念出来ます(^o^)この後、蒜山と北海道の2つのレースです。
まだまだ伸びると思います。楽しみですね。
私の札幌国際はもうサブ4は無理で,サブ5路線に移りました。
来年こられたら良いですね。待ってますよ!
雪山は本当に別世界なのでまだやめられません。
いつも辛いとか書かれていますが、相変わらずの快走ですね。
年中走られていることが基本に生きているのでしょうね。
なにもしない私は加齢に伴い、楽しさより苦しさが強くなり、タイムも落ちてます。
「完走できる内は50kmで」などとほざいていましたが、後期高齢者の仲間入りする来年からは、ひと足先に25kmに逃げることにしました。
また、大会会場でお会いできること楽しみにしております。
残りのレース頑張ってください。
あとでブログ訪問しますが,これで私も気兼ねなく25kmに移行できるかなと,ひそかに思っています。
今年も25kmを考えましたが,sakagさんが出るうちは先にドロップアウトできないです。
いつまで持つか?来年は同じ宣言をしなくても良いようにとりあえず頑張ろうと思います。
コメントありがとうございます。
YANCOさんがご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。やっぱり電話帳に登録してなかったみたい。ちょっと私に連絡とって聞けば良かったのにと思いますが疲れで頭が回ってなかったのでしょう
私は札幌国際出たことがありませんがコースがハードと聞く50キロじゃ憂鬱になっても仕方ないですね。奥さんにまた始まったという会話、どこも同じだな~と思いました。本当に来年は25キロなのかな
yancoさんは低温で苦戦したかもしれませんね。
私も少し苦労ありました。
「また始まった」はレース前ブルーと呼んでますが,皆さんあるんですね。
来年はまだ分かりませんが70までは頑張ろうという気持ちになってます。