「愛してタムレ」の更新…ではなく、「愛しておくれ」についての更新がありました (2011.07.26)
大瀧さんの原点である「62・3年頃の日本のヒット・チャート」を順に公開していて、それが図らずしも、日本の会社事情にはじまり、日本の精神・文化論に発展するということなのでしょう。
エヴァリー以来でしょうか。今日は、「ナントモハヤ」が出てきました。ノッテる証拠の1つといえます。ほぼ「ルシール」一本槍。
明日の予想。
「悲しき悪魔」
語りつくせないけど、ちょっと語り始める。
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YouTube: Larry Williams - Dizzy Miss Lizzy
ジョンはラリーがすきなんですよね。
印象深いOne Phrase “日本でも“独自解釈”を目指した人達は、この英国人の試行錯誤がお手本となったことは付け加えるまでもないでしょう”
「人達」と複数形。
しかしビートルズというのは歌がうますぎるので、カバーとしての妙味はありませんね(普通に黒人並みに歌えてしまうので良さはストレートです)。
黒人歌手というと、昔新春放談でのJBの話が忘れられないのですが、(JBが大好きな達郎さんに対して)大滝さんが「JBは なんだかウイスキーの原酒を飲んでるみたいなんだよね」と言っていました。ものによっては、翻訳が必要だったり、翻訳されたものの方がおいしかったりすることもありますよね。ということで、聞き手目線(耳栓?じゃあヘンだ)においても、”解釈”がありがたいです。エバリー。
それで、実は私はファンクが原酒に思えるタチの人間なのですが、達郎さんとかPaul Wellerのファンクがその”解釈”の役割をしてくれていたのだと思います(80年代君より)。
…でなく、ペギー・リーの「'Till there was you」は、ペギーの解釈の仕方がポールにマッチして、さらにポールのカバーがよくて、ミュージカルの世界からポップスの世界に抜け出てきた1曲なのではないでしょうか。カバーとしての妙味感じます!
http://www.youtube.com/watch?v=kUjFpdxFWHU