四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
影うすらいで

通り過ぎる風に
ふと・・

秋を感じ
行き着く先を
追いかけて

映る影の
優しさに気づく

爽やかさに安心した
木々の葉と影の間に

そっと入り込んだ
秋の始めの風が

影をほんのり薄くして

街の景色が和らいで
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ミントガーデンで花束を

ミントガーデンにて・・
庭をぐるりと見回す

ひとつ・・ふたつ・・
数えてみようか花の数

ほんとは両手いっぱい
摘んでみたい夏の花

いやいや それは・・あきらめて

ねえ みんな・・
心の中で作ってみてよ
花束を!

あの花 この花
紫 黄色 赤 ピンク

赤いリボンか
白いリボンか少し迷って

くるっとまとめて
出来上がり・・の
みんなの花束

さぁ どんなのか・・
見てみたいけど
心の中まで覗けない
さぁ 花束は?
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秋めいて

強い日差しも
斜めに落ちて

少し長くなった影に
秋を感じ

クーラー避けの
セーターを持つことも
忘れていたこの夏

手を伸ばして
ようやくの
当たり前の暑さを

名残惜しく感じながら
あーこれが秋の始まり

そろそろ箪笥の奥から
薄手のセーターでも
引っ張り出そうか・・

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葡萄物語

だいたい葡萄なんてものが
家の庭にあることが不思議

それも西の柵に絡み付いて
角を曲がって
南にまで蔓を伸ばして

さらに房までついている
ほんものの葡萄が!

チャンス!!
ここで味のある葉を写さなきゃ

ちょっと渋みを帯びた
複雑な色の葉は?
ある!ある!

聞けば・・
葡萄色の房が少ないのには
わけがある・・だって

それは・・
種を取って・・裏ごしして・・
ジャムになっているからだと!
もちろん!?!
美味しいジャムはいただいて
お腹の中に♪
(諏訪ッチ家にて)
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夏・・燃えつきて

烈しく燃えた夏は
あらゆる物を燃やしつくし

いつその炎は消えるのかと
長い夏の終わりを待てば

突然の雨
あれほどの炎を
まるで嘘だったかのように
消し去り

ただ・・
燃えた名残だけが
消すことのできない
激しさを物語り

空っぽになった
心の中に重たく
座り続けて

秋の優しさを
待ち続けている

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お菓子な花達

空を見上げて
お日様の居所を見る

ちょうどおやつ時?

目の前の花たちは
お菓子のよう

摘んで食べるには
ちょっと問題ありの
極彩色だけど・・自然色

じっと見てると・・

絵本の中のお菓子の世界に
入り込んでしまったような

お菓子な花達との出会い

嬉しい甘い
気持ちだけを貰って
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ミントガーデン・ランチ

ミントガーデンは
休日で満席!

それならばと
庭に咲き乱れる
花の写真をと

花 花 蝶・・
蝶 蝶 花・・
流れる小川に・・風に・・

時をたつのも忘れ
撮り続け・・遊ぶ

どれくらいたったのだろうか・・
手を振る姿を見つけ
行ってみれば

セットされたランチを前に
皆はおあずけ状態

ごめんなさいを言う前に
美味しいランチをほおばって!?!
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実りのときへ

まだ緑は若々しく
ますます透明度を
増しているけれど

時に添って
草木は裏切ることなく
確実に実る

花から実への
バトンタッチは

少しぎこちなく
時に見事に

飛び回る
蜂と・・蝶と・・

季節の移り変わる
その瞬間を楽しむ
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