コメント
 
 
 
勝沼・・・ (久我山散人)
2007-02-21 11:04:25
そうそう笹子トンネルを抜けると勝沼のあたり、みはるかす甲府盆地が見えてきます。ここを通るときいつも「甲陽鎮撫隊」のことを思い出します。江戸無血開城をめざす勝海舟は、新撰組局長・近藤勇を江戸城に呼び出し「土佐・薩摩軍が来る前に甲府を押さえてほしい」と依頼。これは勝のずるい罠で、江戸開城の障害になる新撰組を無きものにしようという策略。近藤勇・土方歳三は新撰組を甲陽鎮撫隊に改組し甲府にむかった。春爛漫の3月であります。沖田総司はおそらくこの行軍に疑問をいだき途中から江戸に戻る。ゆっくり遊びながら勝沼まで来てみると、甲府には板垣退助ら率いる総督府先鋒軍3000が既に甲府に入城していた。甲陽鎮撫隊は大量の脱走者を出し壊滅、近藤らは八王子まで退却して隊を解散。たった6日間のことでした。ニンゲン死にざまが大事だよなあ、といつも勝沼では思うのです。その時の甲陽鎮撫隊も、このように甲府を眺めたんだなあ~と感じます。
 
 
 
久我山散人さんへ (トントン)
2007-02-21 17:41:27
噂の「勝かいぶね!」
私は、この頃の歴史は苦手で、どーも鳥の名前同様グチャグチャになっているのだけれど・・・こんな風に話を聞いて見ると面白い!
末の妹がこの勝沼に住んでいるので、今度行ったとき、こうした話を思い出しながら眺めると、ブドウ畑の向こうの景色も違って見えるのだろうなぁ・・・
 
 
 
また別の話・・・ (久我山散人)
2007-02-21 17:59:19
甲陽鎮撫隊=事実上の新撰組壊滅後の5月、今度は彰義隊の上野戦争が起きます。こちらも半日で彰義隊は壊滅。・・・両者の違いは、新撰組は農民中心、彰義隊は旧幕の武士だったわけです。どちらも時代の変化をまったく読めずに消えていった人たちですが、後世、新撰組に人気がでたのは、やっぱりその儚さにシンパシーを感じるんでしょうね。もしかしたら侍になれる・・・そんな時代にそぐわない夢に散ったという。・・・それにしても江戸っ子の一タイプであるカツカイブネ、嫌なやつだと思います。その反面、彰義隊に対しても最後まで話合解決を主張した西郷隆盛は、たいした人物だと思います。・・・その西郷も鹿児島の城山に消える運命なのですが。
 
 
 
トントンヘ (諏訪ッチ)
2007-02-21 20:55:23
4月から甲府に我社の甲府営業所を作ります。
信州から甲斐の国へ攻め込むわけですな。
うちには優秀な隻眼の軍師がいないな~。

これで大手を振って桃の季節や、葡萄の季節に甲斐の国へいけるぞ。
連れ合いに一升瓶に入ったワインを買ってきましょう。
 
 
 
信州と甲州・・・ (久我山散人)
2007-02-21 21:22:12
ご存知のように、上杉・武田という戦国の豪傑才人が、お互いに戦っているうちに時代は変わり・・・何もできなかったわけです。
        
 
 
 
時代の変化 (諏訪ッチ)
2007-02-21 21:37:05
日本も、名ばかりの野党と、与党がチクリ合いをしている内に世界は変わった。とならなければ良いのですけどね。
 
 
 
そうそう・・・ (久我山散人)
2007-02-21 22:28:32
いやでもなんでも中国とインドなんですよね、次の世界のトレンドは。米国は次期大統領がヒラリー当確とすれば中国寄りモラトリアムに逃げ込むに決まっている。現・安倍政権はインド利権にからめとられている。とすると日本はどうするんじゃい?・・・ボクの考えは、日本は江戸時代に戻ったらいいと思います。
 
 
 
中国とインド (諏訪ッチ)
2007-02-21 22:44:04
そうなんですよね。
中国とインドですよね。
でもね。仕事柄、中国の人やインドの人とも付き合う機会がありますが----。江戸時代の日本人が一番好きですな。
 
 
 
久我山散人さんと諏訪ッチさんへ (トントン)
2007-02-21 23:33:52
うわっ、うわっ!!!長いトンネルを出たら・・状態!話の展開が~進んでいる~
一途で儚げなのは、日本人にはとても惹かれるものがあるのだなぁと思っていたら・・
なに、ワインの一升瓶!知ってる、勝沼の妹のところから紅蓮さんのところへ来ていた、来ていた!
う~ん、中国とインド・・そおかぁ・・江戸時代の意識・・すごく変わった!!・・それとも、方向が違うだけであまり変わっていない?難しすぎ!
私ったら、大正時代に興味ありなのです。
 
 
 
いっしょうびん・・・ (久我山散人)
2007-02-22 08:32:10
一升瓶のワインは「サドヤ」がお勧めですよ。・・・話は戻りますが勝海舟のおやじ(勝小吉)の回想録「夢酔独言」がめちゃくちゃ面白いですよ。口述によるもので、当時の江戸っ子の口調そのままです。勝海舟のじいさんは目が見えなくて按摩だったのですが、金をためて旗本(御家人かな?)株を買うのです。だから勝小吉も侍になるわけですが、そのめちゃくちゃな生き方は読んでいてドキドキします。
 
 
 
久我山散人さんへ (トントン)
2007-02-22 10:11:30
「サドヤ」は紅蓮さんに伝えておきましょう(笑)
小吉さん、こちらのほうに興味がありましたね・・・めちゃくちゃな生き方・・そういえば、がむしゃらという言葉、聞かなくなりました。「夢酔独言」ね!
浅草生まれの父は好きではなかったけど、私は、子供の頃よく行った浅草、江戸っ子好き、そこで飛び交う言葉の弾みのよさが、好きでねえ、「ひ」と「し」が逆になったりして、どこか粋で、人の目の奥が笑っている。
 
 
 
夢酔独言・・・ (久我山散人)
2007-02-22 12:30:18
「夢酔独言」の書き出しは<男たるものはけっしておれが真似をばしないがいい孫やひ孫が出来たならば、よくよくこの書物を見せて身の戒めにするがいい>というんですよ。

ところで勝海舟と言うと咸臨丸での渡米が有名ですが、実は万延元年の修好通商条約批准書交換の渡米は、正使は新見豊前守正興、副使が村垣淡路守範正というメンバー、乗った船はアメリカの軍艦ポーハタンです。勝が艦長だった咸臨丸は随伴船でしかなかったのです。それにすねて勝は航海中部屋から出てこなかったということですが、実は船酔いで出てこられなかったという説もあります。

村垣淡路守範正が実に立派な報告書(「遣米使日記」)を書いています。
 
 
 
久我山散人さんへ (トントン)
2007-02-22 17:06:37
立派な報告書(「遣米使日記」)なんて、私に理解ができるのだろうか・・
でも、小吉は面白い、男っぽいねぇ!!女性らしい女性とともに、絶滅が危惧される種かもしれないと、つくづく思ってしまった。出だしだけで!!
 
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