紅葉と 蕎麦に惹かれて 深大寺
昨日(11/26)の日曜日、地元旅行社のツアーで深大寺参詣をメインに羽村市動物公園と江戸東京たてもの園を巡ってまいりました。
参加者が22名と少ないため、レンタマイクロバスを添乗員が自ら運転するという極めてユニークなツアーでした。
流山ICから外環道を行き、最初に訪れたのは青梅線・羽村駅近くにある羽村市動物公園でした。小規模ながら市営で、従業員もすべて市職員というのも珍しく、日本で初めての町営動物園として昭和53年に開園し、以来年間25万人を越えるかたがたに、愛され親しまれていまる由。
小さな動物園ならではのアットホームな雰囲気が魅力の動物公園で、トラやライオンといった類の猛獣こそいませんが、キリン・シマウマ・ダチョウ・ペリカン・シロオリックス・ワオキツネザル・ミーアキャット、レッサーパンダなど、一通りの動物が飼育されており、子どもたちと動物との直接のふれあいを通じて、動物や自然に対する興味と愛情を育むという、当動物公園のテーマは内外の注目を浴びていまるようです。
敷地内には、小規模ながら、広場や池、竹林などもあり、自然を愛でつつ散策にはもってこいで、癒された1時間でした。
可笑しかったのは、「ヒト」と書かれた空っぽの檻があり、中へ自由に入れるようになっていたことです。地球上のほとんどの地域に分布する、とあり、なるほどね、と頷いた次第です。(下部画像の最後から3番目の写真参照)
私は東京都内にこんなかわいい動物園があったとはつゆ知らず、ここは、家族連れには行楽の穴場と申せましょう。
まずは昼時とあって賑わう矢田部茶屋に入り、蕎麦定食の昼食を摂りました。
生憎、予約してあった部屋は座敷だったので、正座はおろか胡坐もかけない私は、一人離れて椅子席で摂らしてもらいましたが、他の人からは奇異に見えたかもしれません。
客が来てから蕎麦を茹でるので、他の料理と最後に蕎麦が出てくるまでやや時間がかかりましたが、ちょうど新蕎麦の時季とあって蕎麦の美味しかったこと!50年ぶりに食べた深大寺蕎麦の味でした。
昼食後は三々五々、参道から境内に入り、本堂で参詣を済ませた後、紅葉を求めて散策しました。
なお、深大寺について興味ある方はこちらをクリックしてご覧ください。
本日最後の目的地は小金井市の都立小金井公園内にある江戸東京たてもの園でした。
ここは、失われてゆく江戸・東京の歴史的な建物を移築保存し展示する目的で1993年に設置された野外博物館で、東京都墨田区にある江戸東京博物館の分館です。
いずれも郷愁を誘う建造物で興味津々でしたが、残念ながら、正味30分の余裕しかなく、後ろ髪を引かれる思いでした。じっくり見れば、半日かけても飽きないくらい見どころに富んでいました。
ビジターセンターの正面を撮ったところでスマホの電池が切れてしまったので、その概要については、こちらをクリックしてご覧ください。9分間の動画もあり、楽しいですよ。
15時30分、帰路に就き、2時間余りで帰着しましたが、狭いマイクロバスの座席での移動はやはり草臥れました。
それでも、まずは見どころ満載の晩秋の1日を無事過ごすことができ、よかったと思います。
以上
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