昨日、7か月ぶりにC旅行社のバスツアーに参加し、内房総に点在する絶景を楽しんできました。
日程は下記の通りです。
我孫子(9:00発)--柏の葉(9:30発)-
-江戸川台(9:50発)-
-東京湾アクアライン・海ほたる(休憩/20分)【11:00頃着】-
-江川海岸(自由散策/20分)【11:40頃着】-
-四季の蔵(買い物/30分)【12:20頃着】-
-濃溝の滝(絶景スポット/30分)【13:20頃着】-
-亀山湖(写真タイム/15分)【14:15頃着】-
-養老渓谷(紅葉観賞/60分)【14:50頃着】-
-東京ドイツ村(イルミネーション観賞/60分)【17:00頃着】-
-江戸川台(20:10予定)-
-柏の葉(20:30予定)-
-我孫子(21:00予定)
私は最寄り駅である江戸川台から乗りましたが、参加者は46名と満席で、後方には17名の団体客が乗っておりました。
バスは流山ICから常磐道・首都高から東京湾アクアラインに入り海ほたるPAで、360度の大パノラマを楽しんだ後、
房総半島に入り、海へと続く不思議な電柱で有名な木更津の江川海岸に向かいました。
江川海岸は電柱が立ち並んでいなければ、何の変哲もない海岸ですが、かつてこの先にアサリの密漁を取り締まる監視小屋があり、そこへ電力を供給するためのものだったそうです。現在はもう使われておらず、いずれ電柱は撤去されるとのことです。
江川海岸を後に君津市に向かい、四季の蔵で買い物を兼ねた休憩の後、同市内の清流渓流広場内にある「濃溝(のうみぞ)の滝」を観光しました。
聞くところによると、この濃溝の滝は江戸時代に人工的に彫られた洞窟にできた滝で、大きく迂回していた河を洞窟の中を通すことにより短縮させたとか。
この洞窟を通る滝と光のさまが季節ごとに姿を変えて美しい表情を見せ、特に3月と9月には洞窟から入り込む光の加減で水面に光が反射され、ハート型の光が浮き出るほか、季節だけではなく一日の中でも時間や天候によって全く違う表情を見せる由。皆、ベストショットの場所を求めて、泥濘の斜面を移動していました。
滝を観終わった後は、渓流を流れる水の音や、木々の重なる音に癒されながら木道を散策できるのも魅力の一つになっていますが、残念ながら、今回は紅葉には少し早すぎたようです。
次いで濃溝の滝のすぐ北にある亀山湖畔で一休み。亀山ダムは、小櫃川の上流に位置し、昭和46年から10年の歳月をかけて56年3月に完成した、千葉県で最初のそして最大の多目的ダムだそうです。
ダム湖である亀山湖は、四季折々に美しい表情を見せ、25橋巡りのサイクリングやハイキング、周辺各所にはボートハウスがあり、ボート遊び、釣りなどが楽しめます。また、キャンプ場や湖畔公園なども整備されており、自然の中で遊ぶには格好の場所です。
亀山湖とダムの自然環境は君津市の次世代に伝えたい20世紀遺産に指定されているとか。
ちょうど4基ある放水口のうち1基が放水中でした。ここでも残念ながら、紅葉見物には早すぎましたが、湖面にポツンと浮かぶ舟に乗った釣り人の姿が周りの景色に溶け込み、実に印象的でした。
更にバスは北東に向かい、大多喜町にある養老渓谷入り口の駐車場に着き、約1.2kmのミニハイクをしました。温泉街を右手に折れると、トンネルがあり、中ほどまで行くと、出口が上下二重に見えだしました。これは、「ナニコレ珍百景」にも紹介されたとか、なんとも不思議な光景でした。
トンネルを抜け、養老川に架かる赤い橋を渡り、右折するとそこは中瀬遊歩道になっており、途中、飛び石を伝って対岸と行きつ戻りつしながら、散策を楽しみました。ここでも残念ながら、紅葉未だしでしたが、少しは見られ、川のせせらぎを聞きつつ、大自然の懐に抱かれた散策は実に心地よいものでした。
晩秋の日暮れの時間は早く、最終の目的地である袖ケ浦市に広がる東京ドイツ村に着いた17時30分には、日はとっぷりと暮れており、そこには、アッと驚くような夢とメルヘンのイルミネーションの世界が鮮やかに展開されていました。全く想像を超えた美しさで、百聞は一見に如かず、まだ行ってない方はぜひ訪れられることをお勧めします。
もっと写真を撮りたかったのですが、スマホの電池がなくなり、残念でした。
以上で、すべての日程が終わり、帰路は館山自動車道から京葉道路に入り、首都高を経由、常磐道を通って江戸川台駅前に着いたのは、渋滞のため予定より30分遅れの20時40分でした。
養老渓谷は20年ほど前に行ったことがありますが、濃溝の滝とドイツ村は未踏の地であっただけに、今回のツアーは私にとって意義深いものであったと申せましょう。それに、ここ半年ほどは体調がいま一つ優れなかった割りには、今回スイスイと歩くことができ、体力に自信が持てたのも、大きな収穫でした。
以上
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