去る12月5~7日、本年最後の旅行として、お馴染みのC.ツーリズム社のツアーで、奈良大和路を巡る旅に行ってまいりました。
天候に恵まれ、また紅葉もそこそこに残っており、充実した3日間でしたが、師走に入り、とかく雑事に追われる今日この頃ですので、その内容のご紹介は越年とならざるを得ません。
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幸い、今回の添乗員・今井裕依子さんはとても優秀 な方で、「旅の思い出日記」と称して、今回の行程を網羅したリーフレットを作成し、参加者全員に配ってくれましたので、それをご披露することにより、冒頭のご報告とさせていただきます。(画像をクリックされ、拡大していただければ、おおよその日程が分かると思います)
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それでは順を追ってコメントしてまいりましょう。
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ここは、名古屋から橿原に向かう途中、最初に訪れた観光スポット。
大門をくぐり、両側に平戸つつじの生垣が続く玉砂利を行くと、日本最古の美しい鐘楼門が見えてきました。
長岳寺は、天長元年(824年)淳 和天皇の勅願により、弘法太子が創建したといわれる古刹で、盛時には42の堂宇を数えたほどの規模だったとか。その後、戦国時代の兵火と明治の廃仏毀釈で荒廃してしまいましたが、この楼門(鐘 楼門)だけは残った由。
ちょうど、秋の大地獄絵(横11m、縦3.5m)の開帳時期に間に
合い、これを見られたのはラッキーでした。
九幅から構成されており、写真はその抜粋で、左が叫喚地獄、右が修羅道を表しています。
また1万2千坪の広い境内は浄土式庭園となっており、その周りを囲むように古代からの遍路道が残存し、いかにも伝統を感じさせるものがありました。
またここは、ツツジと並んで、紅葉の名所としても知られていますが、残念ながら、ベストの時季は過ぎておりました。
なお、その他の画像(15点)については、こちらをクリックされますと、スライドショーでご覧になれます。
(以下編集中)
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