野口敏夫プライベートブログ

私の周りで起こった出来事や日頃思ったことなど個人的で気ままなブログとなっています。

「天地人」の足跡を訪ねて

2009-10-07 19:11:18 | 旅行記

 この度、現在放映中のNHKの大河ドラマ「天地人」で お馴染みの直江兼続の足跡を訪ね、10月4日から2泊3日の日程で、越後・会津・米沢の各地を巡って参りました。2

 今回もC旅行社のツアーに参加したわけですが、昨年の南九州における篤姫ゆかりの地を訪ねたツアー同様、この種のツアーはブームが過ぎると催行されなくなるため、今年の気候のいい時季にと狙っていたわけです。

 当初は5月初旬を予定し、申し込みも済ませてありましたが、入院手術という思わぬハプニングで、秋になってしまいました。

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 第1日目

  例によって、千葉・津田沼経由で来るC旅行社のツアーバスに松戸から乗車し、外環・関越道を通って越後に向かい、途中、塩沢石打SAで休憩、車中で昼食後、六日町ICで高速を降り、まずは、兼続が誕生から少年時代を過ごした南魚沼へと向かいました。

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 雲洞庵

 まず最初に訪れたところは、幼き日の兼続が、後に主君となる上杉景勝らとともに修行したといわれる古刹、雲洞庵です。

 1 ここは、当初は遡ること養老元年(717年)、藤原房前公により律宗の寺として開基されたお寺ですが、後に永亨元年(1429年)、曹洞宗の名僧・傑堂能勝禅師を開山とする禅寺に生まれかわり、戦国時代は上杉謙信公、武田信玄公も帰依するほどの北越無双の大禅道場となったという由緒ある所です。

 2 赤門から本堂に至る参道には石畳が続いていますが、この石畳の下には法華経を刻みこんだ石が敷き詰められていることから、ここを歩くとご利益があるとされ、巷で「雲洞庵の土踏んだか」との言葉が交わされるようになったとか。

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  本堂自体や祭壇などは近年に改修されたものらしく、4 5 3 あまり厳かな雰囲気は感じられませんでしたが、内部には、当庵十世の北高全祝禅師に薫陶を受けた「景勝・兼続勉学の間」が再現されており、当時の様子を彷彿させるものがありました。

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 坂戸城跡

 雲洞庵を後に車で北に向かうこと約10分、坂戸山の麓に着き、ボランティアガイドの案内で、兼続生誕の地である坂戸城跡を見学しました。

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ここは戦国時代、標高634mの山全体が山城で、一度も落城したことがなく、山1_2は、 本丸上屋敷跡、中腹には中屋敷、山麓には城主館、家臣屋敷跡がありますが、残念ながら時間の関係で我々が観光したのは、内堀跡、家臣屋敷跡、石垣、門柱跡など、山麓のごく一部に過ぎず、しかも残存物はごく僅かで、「坂戸城跡」「上杉景勝・直江兼続生誕の地」などの碑が侘しく感じられました。ちなみに、山頂へは片道1時間はかかる険しい山道になっており、難攻不落であったことを窺わせました。平時は領主も家臣も山麓に住み、戦いのときだけ山頂に移動したとのこと。現在、坂戸城は国指定文化財になっている由

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上越・天地人博

次いで、小出ICから関越道・北陸道と高速を行き、上越市で開催中の「天地人博」に臨みました。

Photo ここでは、大河ドラマ「天地人」のスタジオセットの再現や、上杉謙信・直江兼続のほか春日山城や御館の乱に関する事物の展示・再現など、天地人の世界が楽しめるようになっています。

時間的に、見学時間は40分ほどしかなかったのは残念ですが、一応、その雰囲気には浸ることができました。

なお、その内容につきましてはこちらをご覧ください。

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