とんもの日記

いつか どこかの 本当のはなし

ものすごい知性

2017-11-08 15:34:21 | 日々のこと
朝は寒く昼間は暖かい日。
朝顔の季節もすっかり終わり、
枯れ果てた鉢が、ベランダに
鎮座している。
けれど、小さな人からまだ
撤去のお許しが出ず。

次はその鉢で小蕪を植える予定
なのだが、押せ押せの状態。
どうなることやら。


昨晩は、大きな大きな蜂が突如家の中に
現れて、ものすごく慌てふためく。
窓は閉め切っていたはずなのに、
ブオンブオンと重低音を立てて
現れたのだった。
取り込んだ洗濯物に紛れていたのだろうか。

蜂の居る部屋を閉め切って、
窓を開け電気を消して、廊下の
ガラスドア越しに、様子を伺う。

窓から出た様子は無かったけれど、
姿を見せなくなったので、きっと
外へ出たのだ!と自分に言い聞かす。

けれど、小さな人が帰ってきてしばらく
してから、蜂さんまた登場。
そしてまた消え、朝になって再登場。

この蜂、ものすごい知性を感じる。
たくあん男と小さな人と私、3人で血眼に
なって、探したのに見つけられない場所へ
隠れるセンスに。
あんなに長い間、音も立てず身を潜めて
いられる度胸に。

結局、たくあん男が外へ逃がす事に成功。
蜂。小さな人とたくあん男の
見解では小型スズメバチとの事。


私は蜂の知性について、
感心するばかり。
蜂とはこんな時にはただ、ブンブンブンと
出口を求めてひたすら飛んでいるばかりいる
ものだ、思っていたのに。

ムダに動かぬという知性にも
大物感が漂い、
心が静まった。
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