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太陽の道を検証する(1)

2007-04-25 23:51:21 | 太陽の道
小川光三氏の「太陽の道」

写真家の小川光三氏が発見した日本版レイライン。

『増補 大和の原像 知られざる古代太陽の道』(大和書房)の図には、

至伊勢斎宮、天満社裏山遺跡、春日宮天皇妃陵、天神山山頂、巻向山山頂南方台地、桧原神社、国津神社、箸墓、須賀神社、菅原神社、日大御神社、稲荷社、穴虫峠、至伊勢の森

とある。


水谷慶一氏の「太陽の道」

一方、元NHKのディレクターの水谷慶一氏によると、

伊勢斎宮遺跡、堀坂山、三坪山、蔵王堂、倶留尊仏、室生寺、長峰天満社裏山遺跡、春日宮天皇妃陵、長谷寺、三輪山、桧原神社、国津神社、箸墓、須賀神社、菅原神社、日大御社、稲荷社、萩原天神、大鳥大社、伊勢久留麻神社、石上神社

が、北緯34度32分の東西に伸びる直線上に並んでいるという。

⇒(参考)『太陽の道』 謎の北緯34度32分 (no,1)(WELCOME さくらい)


両者の比較

前者と比較すると、後者には、室生寺・長谷寺・三輪山・大鳥神社と有名な寺社が加えられていて、それ故にか、こちらの方が一般に知られているのではないかと思われる。

小川氏の著書を読んでみると、小川氏が最初に注目したのは桧原神社(桜井市)であった。桧原神社・箸墓古墳・伊勢斎宮は北緯34度32分にあると言われているが、正確には34度32分20秒前後の位置にある。

一方、室生寺、長谷寺、三輪山、大鳥神社は34度32分10秒前後の位置にある。

小川氏の「太陽の道」のほとんどは34度32分20秒前後に収まっているが、一方、水谷氏の場合は34度32分線10秒前後から20秒前後を含み幅が広い。

なお、伊勢斎宮跡からはじまる「太陽の道」は淡路島にある「伊勢の森」に至るとよく説明されているが、「伊勢の森」は34度30分の位置にあり、これを同一線上にあるというのはかなり無理がある。

また同じく淡路の伊勢久留麻神社は北緯34度31分29秒にあり、「伊勢の森」ほどではないにしろ、許容範囲といえるかは微妙なところ。

(なお伊勢久留麻神社のある場所も「伊勢の森」と呼ばれるらしい。淡路にはその他にも「伊勢の森」が存在する。)



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