時代 ～ 老棋士

ＮＨＫ　『　クローズ・アップ現代　』　　
いつもヒゲが見る番組です。
３０分という短い時間ながら、解りやすく密度が濃いのが良い。
先日のテーマは、　“　老棋士、最後の闘い　”　です。
なんと解り易くて、残酷な表現なのでしょう！？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
パソコンも使えない老棋士　“　有吉九段　”　が、将棋の棋譜を
プラスチック・ケースに整理しているシーン。
あ～あ、昭和なんだな！

同じ様にＰＣも携帯電話も使いこなせない　“　アナグロ？系　”　ヒゲは、
このシーンがよく理解できるのです。
今や、　“　ゴキゲン中　”　とか　“　中座ビシャ　”　とか、途中でルンルンと
退席するような、訳の解らなぬ戦法ばかり。
我らアラカン棋士には、　“　アナグマ系　”　がお似合いかも　（笑）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
その最後の対局が、今、熊日に載り始めた。
昔なつかしい、早仕掛けなのが、いさぎよい！！


有吉九段のお師匠さん・大山名人の全盛期の昭和４０年代　・・・
　　　　　　そんな時代も　　あ～ったよね　　
ヒゲは、知らない土地に行くと、すぐ汗をかきかき探しに行きます。
　　　　　　探しモノは、ナンですか～　　　
“　酒場　”　だろうと、皆思うでしょう。　（笑）
“　古本屋　”　で、将棋の本を見付けるのです。
当時は、名人好みの四間飛車時代。雑誌も、ほとんどそれしか載せてないのでした。
それだけでは物足りないヒゲは、当時マイナーな　“　ヨコ歩取り　”　“　タテ歩取り　”　の
勉強をしておりました。
しかし、どうにも実戦譜が手に入らず、あっちこっち古本屋で探していたのです。
やっと手に入れた貴重な　“　情報　”　を切り取ってクリップし、キャビネットに戦法別に
納めていたのでした。
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日は　倒～れた　旅人達～も　・・・

今は、そんな汗や足を使うこともなく、ＰＣでデータ・ベースとやらで、
好きなしこ情報が入る時代とか　！？　便利なものだ。



さ～て、そんな昭和オヤジのヒゲ　・・・
来週の火曜日　（７/２０）、元・田園の　『　海王丸　』　で、
　　　　　　　　　　　　　　　　美女（？）に囲まれて、酒でも呑もう！
　　　　　そして、　回る～　回る～よ　時代は　・・・　と・
　　　　　　　　　　　　　 地球が回るまで、飲みほうけてみたいものだ。　（笑）





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鹿

７/９　　午後から、カァちゃんは髪結い　（ヒゲは、美容院の事をこう言います）。
ゴロゴロしていると、電話が鳴った。　
田園の従業員だったトヨポン（’０９.５.１２のブログに顔写真あり。よくブログに登場する。）
からだ。
実家（宮崎・五ヶ瀬）で、野生の鹿が獲れたので、我々にもお裾分けしたいと、
願ってもない話だった。
おまけに、採り立て野菜もぐっさり！
　　　　　　　　　　　～～　五ヶ瀬川　～～　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　トヨポンが持って来る山野草が気に入ったカァちゃんは、
　　　　　　　　　　　　　　　　　五ヶ瀬に行きたいと言っていたが、まだ実現してない。

まだ、新鮮な生肉。　　
本当は、刺し身でいきたかったが、野生という事なので、　“　シカスキ　”　にする。
鹿のすき焼き鍋だ。
「　ちょうど、新ゴボウがあるから、俺達みたいな　“　鹿好き　”　には、こたえられんバイ！　」　
と、シャレが飛び出す。
白ネギがないのは、チト淋しいが、な～に採り立ての五ヶ瀬ん玉葱があるから事足りる。
気分は、奈良の都の貴公子か？？
田園で人気だった　“　春鹿・中吟　”　が欲しい所だなぁ！
そうそう、○村鉄工所の部長が、特にお気に入りだった。
　
　　　　　　　　　
準備しているカァちゃんが、
　　　　「　玉葱が、果物を切る時みたいな感じ様～！　生でかぶりつけそう！　」　と。

　　　地キュウリは、　五木の　“　山うに豆腐　”　、
周ちゃんから頂いたジャワ海の　“　天然塩　”　、　枕崎の　“　鰹の塩辛　”　で楽しむ。

次の日は、　“　紅葉焼き　”　にする。　鹿の鉄板焼きだ。　　　　
これの方が、ミディアム焼きで、血の味が残っていて良い。
天然塩　＆　柚子胡椒の組み合わせでも、いけたのでした。
トヨポン、美味しかったヨォ～～！



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アユさんへ

「　ブログ、２年以上も　・・・　」　って話がありましたね。
きっかけは、お客さんの忠告を、しっかり耳に留めて置いたカカァです。

これも、カカァが要因なんですが　・・・
二回目の癌を発症したのを機に、店を閉じる事にしたのです。
　　　（　バリバリ仕事できる位、元気ですけど　）
暇人になるヒゲを察して、お客さん達が　「　ボケんごつ、ナンなっとせないかんよ！　」
“　ボケ防止に、何でもよいから、始めなさいよ！　”　との心暖まる（？）御忠告です。

カカァのボケ対策にも良いなぁ　・・・　オトナシク誘いに乗ってやろう！
ほな、やりましょう。　だが、毎日、書く種ははあるんかいなぁ？
そうか！　と思い付きました。
ヒゲには、山あり谷ありの人生や、　
毎日がドラマだった田園とその客達があるではないか！
幸い、今の所、記憶のＤＶＤは完全に残っているし　・・・　。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
その昔のＤＶＤを、少し不自由な右手にペン持って、書き写せばいいのだと。
まだまだ、ホンのチョットしか書けておりません。
毎日、書くネタが多すぎて、右手が悲鳴を上げるザマです。
カカァは、　「　アータ、よう、そぎゃん昔のコツば、しちくどう　（しつこく）　覚えとるね？　」　と
言って、眉をひそめます。　（笑）

時々は、筆が滑りすぎた親父ギャグを、
Ｔ　先生　（　Ｍ・マウンティンと宇宙膨張説を論じる酒飲みの方です　）　から、
お叱りを受けます。　（笑）　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

所で、歴史に　『　ｉｆ　』　はないと言いますが　・・・
もう少し早くに、福岡チェスや熊本チェスの人達にお会いしておればと、思う時もあります。
早くとは、ヒゲの病　“　発症　”　の前という事です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そうしたら、もう一度、チェス界に復帰して、のめり込んでいた事でしょう。
当然、不慣れな体育系のゴルフをする暇もなく、長生き（？）出来たかもしれませんのに（笑）　　　

ああ、　『　すべらんぜよ　』　には、お世話になっております。
明日も、持参して飲み会に行きます。　アユさんの発明に感謝！！



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タコ と Ｗ・カップ

ルールもよく知らないサッカーより、あの占い蛸君が気になった。
スペイン大臣が言う様に、茹でダコにされる前に、是非、救助チームを送って欲しい。
　　そして、国賓あるいは国宝として、サグラダ・ファミリアあたりに、
　　　　　　　　　奉って頂きたい。　（笑）
何故って？　だって、タコが墨を吐いた様に真っ黒なユーロの国の現状。
チョッとぐらい派手でおもろいニュースで、明るくして欲しいのだ。
銭も余りかからない事だし　・・・
　　　　　　　

ヒゲは、仕事上では、　“　活け蛸　”　の方を好む。
あがり　（死んでいる）　蛸より、割高なのだが、仕事のレパートリーが拡がるのだ。
先ずは、あがりに較べて、塩もみが簡単なのが良い。
太い足４本を選んで、皮をむきます。
こんなものでも、テクニックが要ります　・・・
中の白い身を薄めにそいでいきます。
それを、低温霜降りにすれば、　“　文銭蛸　”　の出来上がり。
ほら、タコの足の中心には、四角い紋がありますやろ！
古銭の一文銭の真ん中にある四角い穴と似てますがな。
梅肉とかポン酢でいただく、夏の逸品ですわ。
　　　　　こんなイメージですよ　・・・・　　　　　　


子供達が小学生時代。　時々、天草の方へ海水浴に行く事がありました。
熊本市内に帰る途中、海岸ベタのイケス屋から　“　活け蛸　”　を買って、
車に乗せます。
生きたままを店で締めた方が、活け物としての時間の融通が効くからです。

やがて、車が緑川の橋に差し掛かるときでした。
「　ギィ、ギャー！　トーちゃぁーん！　」　突然、娘の悲鳴です。
当時乗っていた、セリカＧＴ・ＬＢには、後部の仕切り板はなく、
カーテン風な仕切りカバーがあるだけです。
箱から抜け出し、後部座席の娘とカァちゃんの間まで、移動してきたのです。
逃亡タコさんは、娘の左手に　「　こんにちハー　！？　」　と御挨拶したから、さぁ大変！
慌てて、車を端に止め、タコさんを逮捕！！
夜には、お客様の胃袋の中へと、あいなったので御座いました。

　　　　　　　　　　　

　　　　　 貴重なショットがありました。　（笑）　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　数十年運転してない、ゴールドカード　！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　免許取立ての頃、後は琵琶湖　・・・　



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ゲ ・ ゲ ・ ゲ

朝ドラは余り観ないヒゲだが、今度のは時々のぞく。
昭和３０～４０年代の風景があると、つい観てしまうのだ。　
年のせいか？　ハタマタ、お迎えが近いせいか？　（笑）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
最初の頃のは、家の中の壁だ。
新聞紙（シンブンガミ）が顔を出している。　壁紙の様（サマ）がなつかしーい。
ホンマ、昔は、こんな感じの家を何処ででも見ていた！
　　　　　　　　　　　これも！　　ゴミ箱　・・・

　　次は、　“　貸本屋　”　さんだ。
　　マンガ本を　“　シェア　”　するという、エコな商売があったのだ。

今の熊本市内で言うと、田園ビルの裏（？）の東横インから銀杏通りに抜ける
小路があった。
その中程に、貸本屋があって、当然ヒゲもよくお世話になった。
まだ、本は高価で、子供の小遣いは少ない時代。
シェアして読むというステキな文化で、　“　戦記マンガ　”　を読みふけったものだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

さぁ、今夜は、あの少しギョロ目の女性主役でも思い浮かべながら、酒でも飲もうか？
酒は、　『　こなき　』　の純米吟醸　（鳥取）　で。
名前の割に、品格のある日本酒だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



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　　九州版でも楽しめますよ。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そんなの、もう知ってるよ！」　
　　あぁ、失礼致しました　
　　　　

偶には、顔見せするニャー

最近、追加されたお気に入りの場所　・・・　ＴＶ台のＷｉｉソフトとかリモコンがある所
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　扉も自分で開けれるよ～

　“　遊んで貰えない元凶（？）のリモコンの上に、どッかと覆いかぶさっている！　”
　　　　　　　　　　　　　“　使わせない為か　（笑）　”

　　

　　　　　　　　　　　　　　　　

カァちゃんが忙しそうにしていると、邪魔しに行くんだぁ～
「　カァちゃん、構ってくれよぉ～！　」　と、台所のマットに寝そべります。
それも、立ち位置のど真ん中。　カァちゃんは、足を拡げてブツブツ　・・・

　　　　　　　　　　

トゥちゃんは、毎日お昼寝するんだけど、一人寝は淋しいらしいんだなぁ～
あたいは、一人がゆっくりで良いんだが、仕方なく付き合って上げてる。
ご褒美が貰えるのを楽しみに！

　　　　　　　　　



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悪レシ ～ 酒肴

息子嫁の実家から、贈物が届いた。　『　泉州の水茄子　』　だ。
ヤッター、有難うございます。
これがあると、やはり日本酒が欲しくなる。
そうだ、大阪　・池田の酒　『　呉春　』　と合わせたい所だが　・・・　
そうは都合よくないか。
　　　　　　　　　

熊本は、なすびの宝庫だ。それでも、この水茄子の種類のものはない。
茄子はナスでも、これが　『　米茄子・田楽　』　が出てくると、酒ではなく
ビールか白飯が欲しくなる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

例えば、同じウドンでも、讃岐うどんなら食事モードだが、
稲庭うどんなら、まだ酒が続けられる！
　　　　　　　　　　

天ぷらも、天出しなら食事、塩なら酒肴になり得るのだ。

同じ寿司種　（ネタ）　でも、普通ににぎれば食事だが、シャリを小さくにぎれば
酒肴になる。
思わず、　「　燗付け、もう一本ねぇ～　」　と言ってしまうのだ。
鰻の棒寿司は食事だが、鮎の小袖寿司になると、肴になるのも同じか。

　　　　　　　　　　

沖縄に　『　ソーメン・チャンプル　』　なる物がある。　ソーメンの炒め物だ。
これを、同じ材料、同じ料理法で作っても、ホンのチョッとした工夫で、
皿に乗った食事物が変わります。
なーに、そんな難しい事ではない。
茹でる時、ソーメンを半分に折るだけで良い。
それを、平皿でなく中鉢あたりに山状に盛ってみましょう。
又、酒が欲しくなる！？

田園の客は特にそうだったが、これ程に酒飲みはうるさいのだ。　（笑）
客は客で、自分らは　“　やかましい　”　のではなく、　“　デリケート　”　なのだと
主張なさるが　・・・　（爆）

特に、和食系の料理人に、こういった事に留意して仕事をして貰いたいのだ。
何故なら、こんな簡単な事で、　“　もうけ　”　が大違いになるからだ。
これが、洋食や中華さんなら、言いもすまい。
食事中のワインや紹興酒は、おのずと飲む量が知れているからだ。
しかし、和食系は違う。
料理の売り上げはしれていても、調子良く飲む日本酒代は天井知らずなのだ。
後は料理人のチョッとした工夫で、酒はどんどん進む。　（笑）
前述のように、なにも難しい事はない。
ちょっと小さく切ったりするぐらいでもいいのだから！？　

　　　　　　　　　　　




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えらいこッちャ～！？ （パートⅡ）

周ちゃんが、ついに旅立った！
日本列島を北上して、帰るのは来年になるのかな？
今、山口あたりをマリリンと楽しんでいるみたい。

思い起こせば、私らのブログの始まりは、周ちゃんからの刺激だった。
　　　　　（　’０８．６．１３のブログを見てください。　）
手術後の身体も落ち着いてきた所で、心身共のサボり　（ナマリ？）　癖が
つかないように始めた。　（笑）　　　　　～　’０８．５．２３　スタート　～

あっちウロウロ、こっちキョロキョロの、手探りパソコン操作も何とかこなして、二年も経った。
今じゃ、ヒゲの先生（？）が出来る。　（　威張るほど解かってないのが実情ですよ。　）

“　ブログランキング　”　とかいうものがあって、周ちゃんのブログは全国版の
上位にある事は知っていた。
我々のは、そういうものとは縁がないものと、全く無関心だったのだが　・・・
つい最近、周ちゃんのブログから移動して、ランキングページにたどり着き、
そこの　『　あなたのブログも登録しよう！　』　の文字が目に付いてしまった。
ヒゲもインターネットに興味を持ち始めた所だったのが災い　（？）　して、
その誘いに乗ってしまったのが、“　エライコッチャ～　”　の事件に発展してしまうのでした。

皆さんの御支援で、あれよあれよと鰻登りに上昇して、いつの間にか周ちゃんと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　“　ワン　・　ツウ　・　フニッシュ　”
ヒゲいわく、　「　日本酒を飲むブロガーのが、人気の出っとバイ！　（爆）　」

そんな中、周ちゃんは熊本を離れ、ブログも　『　国内旅行　』　へとお引越し！
もう、“　ランキング・ベストテン　”　入りですよ。
それで、何でもありの我がブログが、一番上に表示されるハメになってしまったとサ。
照れくさいやら、なんやら、どうしよう　？
引き下がるのは、ウチらの性に合わない　（笑）
エエ～イ、　儘よ～！
周ちゃんの旅日記を楽しませてもらいながら、私らもコツコツと綴っていきます。
コメント大歓迎　（特にお叱り）　ですから、宜しく付き合って下さい。

周ちゃんの旅が、安全で実り多いものであります様に願っていますよ！



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折込チラシ

昨日の新聞の　“　折込チラシ　”　を見て、
　　　　　　　「　そういえば、筋トレの始まりはこれだった！　」　と。

　　　　　

現役引退後一年過ぎて、身体を動かす事を、何かひとつ始めよう！　
これかな？　あれかな？　
ペーパードライバーの私にとって、通うのに便利な場所でないと続かないナァ。
インターネットで探してみたりしていた時のことでした。
いくつかの候補が集まっていた中で、
地理的にベストなのが　“　カーブス　”　だったのです。
早速、電話を入れて体験しました。
そして、今に至っているという訳です。

七夕さんで、カーブスがブログネタになったら、直後に目にはいったチラシで
又、ネタになってしまった。
これも縁か！？

仕事している時は、チラシの多いのに閉口していたのが、時間に余裕が出た今は、少し違う。
電気屋さんのチラシを見ると、パソコン周辺機器の勉強になる。
デパートのを見ると、今まで縁がなかった洋服のファッションセンスが磨ける（？）。
てな感じで、役に立っているんです。　
何枚も入っているパチンコ屋さんのみたいに、私に全く無縁のものもありますが。（笑）


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コウスケとマリリンは兄妹だった！

先日、周ちゃんちの山小屋に遊びに出掛けた時の事、
父上から愛犬　『　マリリン　』　の出生の秘密（？）を聞かされた。
帰ってからヒゲに話すと、
「　えぇーツ、そうだったのか！　我が家の　『　コウスケ　』　と同じ家から
　　里子（？）に貰われたんだぁ。　不思議な縁だなぁ。　」
という訳で、皆さんに想い出話を　・・・

いつもの　“　酒仙の会　”　、今回のテーマは　『　ある日の山里の風景　』
なんという格調高い響きでしょう！　（笑）
　　　　　　　　　　　　　
献立は決まりました。
川魚　・　地鶏の塩焼き　・　高森風田楽　・　山菜料理　・・・
そして、部屋のあつらいのイメージも出来上がったのですが、どうも華がない。
そしたら、一週間ほど前の出来事を思い出したのです。

・・・　ママちゃんが接待している部屋に、ヒゲも呼ばれました。
鉄○団地のＫ社の社長さんからお声がかかったのです。
「　お前ん所のバァーさんには、たいぎゃー（大概）むげぇー（むごい）目におうたバイ。　」
「　リースの鉢植えが、三日で枯るってたい。　
　　なーん、バァさんの指導で、ホステスがビールば自分ばかっじゃなしに、
　　植木にも飲ますっとタイ。　（大笑）　」　・・・クラブ田園での話です。
昭和３０年代からのお客様ですから、昔話が盛り上がります。
・・・・・・・・
ヒゲ　　　「　社長はオナゴは止めたなら、今は、なんの道楽ばしよっとですか？　」
Ａ社長　 「　今は　“　チャボ　”　たい。　１０羽ばかりおる。　」
ヒゲ　　　「　商売には、ならんとですか？　ハー、ハッ、ハー　」

酒仙の会前日、ママちゃんが恐る恐る電話を掛けた。
「　Ａ社長の大事な　“　チャボ　”　様を、明日、一羽でよいから貸し（！！）て
　　貰えないでしょうか？　」
「　ナンや、料理して喰うとかい？　」
「　いえいえ、チョッと飾りになってもらおうと。　ハッ、ハッ、ハァー　」
「　よかタイ。　家に取りに来っタイ。　ウチのバアさんに言うとく。　」

酒仙の会、一時間前。
ヒゲは、借りてきた　“　チャボ　”　を部屋の仕切り用屏風の上につかまらせて、スタンバイ。
後は、客を待つばかり。
そして、宴会は進み、御開き際　・・・　「　なんや、こら本物だったつや！？　」
なんと　“　チャボ　”　は、完全に寝入っていて、モデルの仕事を忘れていたのです。
皆さんが帰った後、通路にクッ、クッ、クーと糞をしながら、散策始めたので御座いました。（笑）

次の日、お返しの段取りの連絡をすると、　
「　あ、あれかい。　よか、お前達にやるよ！　」　という事に。
こうして、　“　チャボ　”　は片山家に。
名前は　『　コウスケ　』　。　ヒゲの名前をモジっているのです。
腹癒せに、このチャボにあたる時に、　「　コースケー！　」　と怒鳴るつもりなんです。　（爆）

次の朝、早くから　「　コケコッコ～～　」　とケタたましく鳴き声が響きました。
「　玉子を産んだよ～　」　とも鳴いて教えてくれます。
ヒゲは、心配になりました。
あまりの大きな声に、ご近所迷惑ではと。
庭に放すと、凡犬　（柴犬）・　『　熊五郎　』　がイジメに来ますが、子供達が仲裁にはいります。
しばらくすると、新入りさんも家族の一員と解った様で、面白い家族関係が出来上がりました。
犬　・　猫　・　チャボ　・　そして人間　、力関係も面白かったですよぉ～！

　　　　　



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