田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

待った③〜分岐点

2021-10-13 18:39:47 | ヒゲの盤上の世界
現在は、将棋の勉強をするにはスゴく恵まれていると思います。
AbemaTVでは、しょっちゅう藤井聡太くんの対局を中継している。
YouTubeでも、将棋対局の解説がいつでも楽しめる。
そんな環境なのに、今のヒゲ爺は、全く楽しむことが出来ない。
やっと、たまに、 “ NHK杯トーナメント ” を観戦するぐらい。

昭和40年代は、プロ対局の棋譜たったひとつを手に入れる事さえ大変な時代でした。
そんな不遇な経験をしたのに、どうしてエブリデイ・サンデーのヒゲに時間がないのか?
なにしろ、毎日のテレビ番組の量が多過ぎるのだ。
先ずは、朝っぱらからMLBの大谷選手のホームランが楽しみ。
更に、ボクシング世界戦も始まっている。
アッチも、コッチもと、目移りします。
そう! 情報が多過ぎて、年寄りには手に余る? (笑)

さて、前ブログのラスト譜で、長考3日間でした。
採算が合うかどうかの分岐点。
    
                
もう、一旦動けば、後は止まらない(!)汽車ですから。 
意を決して、踏み込みます。  ▲ 9五香   △ 同銀
    
気にしていた変化が同銀の所で、 △ 8五銀 でした。
多少、曖昧模糊な変化もあるけど? (笑)

次が、遠いところにある駒、 “ 質駒 ” と呼ばれるものですね。
 ▲ 2五銀   △ 同銀
    
“ 質駒 ” とは、将棋用語です。
好きなタイミングで、持ち駒に出来るという便利モノ。
但し、この場合は、同銀と敵の駒を引き込む可能性がリスクだが。
この 『 質 』 なる言葉を、今の人達は分かるのかな?
江戸の昔、 “ 暴れん坊将軍 ” が、火消し屋にブラリとやってきた。
すると、火消し屋の女房は、タンスから着物を持ち出し質屋に駆け込む。
今夜の将軍さまと旦那の酒代を工面する為です。 (笑)

図③で読んでいる内に、ある大きなポイントに気づいた。
案外、残像頼りの脳内将棋では盲点になりがちな。
その穴を見つけたヒゲは、いよいよ止まらない汽車に踏み込む。
 ▲ 7五角   △ 同歩
    

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