お酌物語

これは、前ブログ　『　クルーズ珍道中～昼飲み　』　のコメントに触発された
ヒゲのコメント続編にあたる　『　創作物語　』　で御座います。　(笑)

にっぽん丸の寿司コーナーでの昼飲みに、ご機嫌のヒゲ。
　「　大将！　もう一本貰おうか。　」
直ぐに熱燗がつけられ、フィリピ―ナのサービス係が運んできて、ヒゲにお酌した。
ヒゲは、　“　お酌　”　と云う大事な日本の食文化が、外国に引き継がれている現状に、
嬉しいやらほろ苦いやら。
もう！？　日本女性には、この習慣は求められないのか　・・・　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

その時、寿司店の近くをウロウロしていた人相の悪い三人が、一斉にヒゲと女性を囲んだ。
デカ（？）　「　セイアンの者だ！　ここで、“　いかがわしい事　”　が行われているとの
　　　　　　　　タレコミがあった。
　　　　　　　　お前たちには　“　風営法　”　違反の容疑がかかっている。
　　　　　　　　署まで来て貰おう。　」
ヒゲ　　　　「　“　生活安全課　”　が何の用だ？　俺は、ドラッグもＭＤＭＡも持ってないぞ。　」
セイアン　　「　お前は、日本酒を　“　若い女の子　”　から　お酌　して貰った。
　　　　　　　　完全に風営法違反だ。　」
ヒゲ　　　　「　何だとお～　風営法違反だとお～？
　　　　　　　　ふうむ　・・・　では、若い子じゃあなくておばさんがお酌したら良い訳だな？　」
セイアン　　「　そうだ、おばさんなら　“　御接待　”　にならないからナ。　」
ヒゲ　　　　「　じゃあ、おめーらの言う若い子の年齢の上限は何才だ？　」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
セイアン　　「　そうだな～？　まあ、２９才まで。　後はオバサンだな。　（苦笑）　」
ヒゲ　　　　「　フーン、じゃあ、この子は３１才だから、おばさん扱いだ。
　　　　　　　　　風営法に掛からない訳だ。　」

セイアン　　「　なに～　　それでは、今からの容疑は　"　公序良俗　"　違反の疑いだ。　」
ヒゲ　　　　「　何故だ？　ははあー　お前ら、晋ゾウ官邸官僚の手下だな？
　　　　　　　　なんやかんや因縁附けて、反アベ・ブロガーを逮捕するように言われたな。　」

セイアン　　「　畏れ多くも日本国民が、こんな真っ昼間から飲みほうけている。
　　　　　　　　そんな無様で不道徳な行いは、日本人としてあるまじき振る舞いである。
　　　　　　　　日が暮れてから酒を呑むのが、善良な日本人の　“　風俗　”　である。
　　　　　　　　それを、あろうことか！　
　　　　　　　　昼間から呑んでいるお前らは、非国民であり公序良俗に違反している。　」
ヒゲ　　　　「　お前ら、この酒が目に入らぬか！？　」　
　　　　　　　　いいか～！　この日本酒に、大きな　『　税金　』　が掛かっているのは識っているな？
　　　　　　　　その貴重な酒税こそが　『　アベとアッキーの桜かい（？）　』　の、　“　国費　”　に
　　　　　　　　なっているんだゾ～。
　　　　　　　　こんな明るい内から、あんなクソ連中の為の納税に励んでいる真面目な国民を
　　　　　　　　お前らは逮捕しようとしている。　」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
セイアン　　「　恐れ入りました。　どうぞ、納税をお続け下さい。　　
　　　　　　　　　今日の件は、いつも通りの　“　シュレッダー　”　しておきますから。　」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
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