田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

天ぷらへの誘い~フキの三兄弟

2018-05-08 20:21:08 | よもやま話・料理編
さてさて、季節は変わりましたが ・・・

最初の仕入れ先で、小さな蕗のとうを手に入れたヒゲ。 
                
次は、桜木方面へと目指します。 通りの中ごろに在る八百屋さんです。
成育したフキが目的。
茎を一把だけ買って、横に棄ててあるフキの葉(!)をタダで貰うのです。(笑)
実は、この“葉っぱ”が本命!!
八百屋さんの不思議な顔がおもしろい。
              
店のカウンターでは、準備が大変。
蕗の茎は、茹でて皮を剥いておきます。
さぁ5時になり、“ホシザキ”の天ぷら用電気フライヤーのスイッチをやや低温に入れます。
                    
予め、蕗の葉をカットして、水洗いしておきます。
葉の根元の茎は、うまく切り落として。
                  
フライヤーの下には、引き出し型のステンレスの作業台が在り、その台を引き出します。
その作業台に大きなフキの葉を拡げ、裏側に天ぷら粉を塗ります。
硬めに溶いた天ぷら粉を、薄く塗って揚げていくのは大変な作業です。
フライヤーの面積は広いのですが、それでも大きなフキの葉はやっとこさ一枚入るぐらい。
蕗の葉の姿揚げを3枚、3分の1のサイズを10枚ほど揚げると、もう予約の時間。
今日のお任せコースの揚げ物には、蕗の塔の姿揚げと蕗の筏(イカダ)揚げ。
                       
それ等を、揚げた小さい方の蕗の葉に盛ります。
蕗の塔には白味噌、蕗の筏には赤味噌の練り味噌を塗り、蕗の葉には塩を振って。
提供する時には、「 蕗の三兄弟で御座います! 」 とでも言いながら。
「 葉っぱも、パリパリと食べられますよ。 」 と言うのも忘れないように。
               
さて、天ぷら盛り合わせ・二人前の注文が来ました。
海老等のひと通りを揚げますが、今日は青野菜は要りません。
そう、先ほどの蕗の葉の姿揚げを敷いた上に、二人前を一緒に盛り合わせましょう。
ヒゲは、末広に揚がった蕗の葉の、いわば扇のカナメの位置に集中します。
最近の若手の傾向なら、広い葉っぱのあちこちに、点在する様に盛るかもしれませんネ。

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