田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

チャイナ アズ NO.1 ?

2009-08-16 16:44:20 | ヒゲの毒舌
外貨準備高 : 2兆ドル ~ オバマも黙るチャイナ様
文句を言うと米国債を叩き売るぞ! へへェーツ 仰せの通りに。
                                    
こちら日本のアソウ総理様も、
「 こんな哀れな日本にも、是非ODAをお恵み下され、胡キン様 」 と言いたい気持ちだ。

ミンナは~ も~う 忘れたかしら ? 
「 ジャパン アズ NO.1 」 と言われた時を ? 
                            
そんな時代のある日、熊本の有名企業から16名位の予約が入った。
メンバーは、30歳前後の若者達だった。

宴会の途中程で、ヒゲに来るようにと連絡が ・・・
あれッ? 何だろう?
ヒゲにとっては、誰も知らない者ばかりだし、一緒に飲む雰囲気ではないし?  
しようがない、呼ばれたら行くのが親父の仕事だ。

ふすまを開け、 「 今日は、どうも有難うございます。 」 といつもの様に
頭を伏せて入りました。
いつもなら、ここで合いの手が入ったり、盃が飛んで来るのですが ・・・ 。
シーンとして、要領を得ません。  何で呼ばれたんだ?
                            
幹事を探して、やっと解かりました。
「 あそこに、日本に勉強しに来ているアメリカ人がいる。
                彼の通訳と将棋をして欲しい。 」 と。
  見ると、人の良さそうな青年が、隅の方に居ました。
近づいて、おシャクをしながら話すと、変な米語もなく、非常に解かりやすい単語を
選んで話してくれます。
ヒゲは少しムカついて、若者達にこう言いました。
「 ねえ、皆んな! こんな易しい単語で言ってくれているのに、英語で会話したり、
  将棋もやってやろうなんて思わないの?! 」
その瞬間、皆は下を向いてシュンとなってしまいました。
恥ているのでしょうか??

「 将棋をやりたいの? チェスでも構わないのですよ。 」
アメリカ青年は、 「 いえ、日本の文化を勉強しに来たので、将棋を御願いします! 」と。
ヒゲは、再び天を仰ぎました。
この向学心! 熊本の若者に移って欲しい、欲しい!
駒を並べ終えて、ヒゲが “ 飛車 ・ 角行 ” を抜いて袋に戻そうとすると、
青年は、 「 オー、ノー 」 と拒もうとします。
ヒゲ 「 平手なら、お遊びにもならない。 二枚落ちなら、真髄を味わえるよ! 」
青年は快諾して、真髄を味わったのでした。
感想戦は、チェスの用語を使って、まるで当たり前風に進みました。
そんな時、ママちゃんが挨拶に入って来た。
青年と皆に 「 She is my better-half! 」 と紹介すると、
その時初めて、皆んなから、拍手と笑顔が起きたのでございました。

もしあの頃、日本人がもっと謙虚に勉強していたなら ・・・
歴史はどんなになっていたでしょうか ?  「 if 」 はないけれど!


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