田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

全日本学生チェス選手権~ファイナルR

2012-10-27 20:49:18 | ヒゲの盤上の世界
再び、ファースト・ボードの定位置(?)に戻ったヒゲ。
二日酔いも治まり、ご機嫌です。
トーナメント・ファイナルの現状はと云えば、相手は五戦全勝、ヒゲは一敗。
ヒゲが勝っても、五勝同士となる。
チェスでは、こんな場合のタイ・ブレークのシステムがあります。
この時は、負かした相手の勝ち点のトータルを比較して決めて居りました。
第一日から強豪と当たり、シンドい目には遭いましたが、お陰で勝ち点は豊富でした。
何より目の前の五勝の相手を負かしたら、そのポイントが大きい。
後は、 “ ドロー! ” を避けるだけです。

    《   1973年11月24日    40手ー80分   》
       白 = ヒゲ   黒 = 土方秀行(千葉大)

1.  e4   c5    2.  c3   Nc6    3.  d4   c×d

シシリアンD対策は?
土方君はポスタル(郵便チェス)のプレーヤーだから、通常のオーソドックスな
オープニングには慣れてるハズ。
どう、ソレを外すか。
ヒゲが選らんだのは、  2.  c3 (!?)
その頃関西では、 『 桐谷バリエーション 』 と呼ばれてました。
このレアな変化の方が、相手を未知の世界に導けるだろうと。

  

当然ながら、此処でドローの提案が出ました。
ヒゲ 「 もう少し演りましょう。 笑 」

4.  c×d    e6    5.  d5(?!)

白は、良し悪しは兎も角、ドローを避ける為の争点を見付けた。

5.  ・・・   e×d    6.  e×d   Qa5+(?!)

  

クイーンのカウンター。  黒も銃を抜いた!
これで、ゲームは止まらない列車に。  待ってました!

7.  Nc3   Nb4    8.  Qe2+(!?)

  

ぽーんと、単独のチェックが掛かりました。
普通は、怖くも何も無い所。
暫く、盤面を見つめて居た土方君。
みるみる顔色が変わりました。
青天の霹靂です!
アッ、チェスだから  A thunderbolt in the bluesky ! か。
「 何だ! このチェックは? 」

                     to be continued ・・・

所で、黒の土方秀行君。  どうして居るかな~? 
ナニゲに、ネットで検索したら、バード・ウオッチの方がヒットした。
歳はピッタリ、千葉県も合っている。
それ以上、本人かどうか確認する術を知らないが ・・・

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