田園酔狂曲

酔いどれ夫婦とエジプシャンズの日々

日本酒が世界酒!?

2019-12-09 14:50:44 | よもやま話・酒編
つい最近のクロ現のテーマが、 『 世界酒 』 だった。
今や日本酒は、 「 世界酒 」 と云うのがブランドとか。
すごい、ありがたい事ですネ。
    

もうすぐ(?)、米・仏で、自家栽培米で日本酒を醸造するかもと。
信じられません。
           
元気な内に、フランス産の日本酒を飲んでみたいモンです。 (笑)
なんと、仏のワインの “ 大家の方 ” が醸造に関わるようで。
その方が、日本の酒メーカー数社に日本酒を造らせた後、
その数種の日本酒をビーカーに混ぜているシーンが登場します。
          
まるで、スコッチウイスキーをブレンドするみたいに。
司会者が問います。
  「 こんな “ ブレンド ” の方法は、今までありましたか? 」
田崎真也がうそぶきながら ~~~
  「 見たこともない画期的なやり方ですネ。 」
ヒゲの陰口
  「 ふーん!? そこまで、仏人を持ち上げるのかい?  」
      

さて、大東亜戦争中の日本酒。
戦時中でも、兵隊の戦意高揚の為に、酒は必需品でした。
しかし、戦時下では、原料の米の確保がままなりません。
困った酒造メーカーが、 『 三倍増造酒 』 と云う、禁じ手を思いついた。
出来上がった酒に、水・アルコール・砂糖・その他を入れて、日本酒風味のモノを
編み出したのでした。
一本の酒を伸ばして、三本の酒が出来ると云うマジック!
まぁ、戦時中なら止むを得ない工夫でしょうか。

そして戦後、酒の原材料の米も豊富に穫れる時代が来ました。
もう気兼ねなく、純米酒も造れます。
ところが、大手メーカーは、戦時中の成功体験が忘れられません。
で、自らの手で酒を造る事を止め、その手はタンク車のハンドルを握った。
そして、九州あたりの酒蔵を回り、酒を買い叩いた。
あちこちで “ 桶買い ” した酒を、自社桶に集めたのです。
いろんな酒を “ ブレンド ” しているから、当然(!)雑味もスゴい。

しかし、大手の酒造メーカーは智恵者です。
そのブレンド酒を、スミ(活性炭)に通します。
すると、アラっ不思議!? 雑味が、消えているではありませんか。
その酒に、戦時中のサンゾウ酒の技術を応用します。
化学調味料と保存料を加えて、ハイ出来上がり。
自ら、酒を醸造する手間も要らず、丸儲けの酒が生まれました。
当時のほとんどの日本人は、このナショナル・ブランド酒を呑まされたのです。
その内、 「 こんな酒は、造りたくない。 」 と云う良心的なメーカーが
醸したのが、 『 生一本 』 のネーミングが付いた酒です。
自家醸造の酒だけで造った製品でした。
更に、地方の酒蔵の中にも、桶買いに反発する蔵が現れ、地酒ブームの先駆けに!
         
               

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