田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

幻の対局

2018-11-15 15:58:13 | ヒゲの盤上の世界
10月の熊本日日新聞のニュース。
将棋の熊本アマ棋王戦で、車椅子の棋士が優勝した記事がありました。
マイナーな記事ですが、ひょっとしたらネットで拡散したかもしれませんね?
このブログの読者さんなら、こう思われた方もいらっしゃるかも?
 「 ハハァー、車椅子のヒゲも苦節19年で、表舞台に登場したんだナ!
           いやあ~ めでたい、めでたい!?   」
残念ながら、これはヒゲの事ではありません。
            
その棋士の方が、車椅子生活に至った記事がありました。
新棋王の名は、森崎盛一郎五段。
小さい時、難病ウルリッヒ病を患い、車椅子生活に。
この指定難病、ヒゲのごく親しい知人が罹った筋萎縮症系の病いです。
大変苦しい病気のうえ、完治は出来ないらしい。
最近亡くなられたホーキング博士も、同系の病気でしたね。
                    

10/16のネットのニュースでも、面白い話が伝えたれた。
チェコ・プラハであった今度のオセロ大会。
日本の小学五年生が最年少記録で優勝したのだ。
        
その彼の帰国便の機長(日本人)が、36年前の最年少記録王者だったのです。
まさに新・旧チャンピオンが、同じ便に居合わせるストーリーに、乗客は大盛り上がり。
            

このふたつのニュースから、ヒゲは或る空想に取り憑かれてしまった。(笑)
これは、その妄想から生じた物語です。

棋王戦タイトル保持者の森崎五段は、熊本日日新聞社に“ある!”提案を持ちかけた。
来年のタイトル戦は、指名挑戦者制にしましょうと。
ほら、モハメド・アリが、フォアマン戦の次のタイトル戦で、
世界ランク外の無名の挑戦者を指名した時みたいに。

昭和の時代に、或るレジェンドが居たと云う話しを、森崎五段は聞いたことがあった。
今は、車椅子生活を強いられているプレーヤーが、熊本に居るらしい。
「 その人を探しだして、対局をしたい! 」 と。
                           
お堅い地方新聞では、とても受け入れられないキテレツな企画です。
普通、こんな奇想天外とも云うべき提案が通るハズはありません。
しかし、映画 『ロッキー』 大ファンの担当者が居たから、山が動いた。
「 こんな面白い企画、逃す手は無いよ! 」 と。
熊日は、動き出したので御座います。

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コメント (2)
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