ぼやいてなんぼ

こちらは人知れず管理人がボヤいているだけのコーナーです。

まいった。

2005-05-20 | 2005年~
仮面のエルサレム王、エドワード・ノートンが日に日に気になりまして。
過去の出演作以前にまずは公開中のキングダム・オブ・ヘブン、あの役はおいしすぎです。たとえ仮面フェチと言われようとノートン見たさにまた観てきました。いやぁいいです。あの所作あの声、いやーまいった。気になりついでにハンセン病についてもいろいろと調べてみたり。暗い歴史と社会問題を孕んでいるので小手先では理解しきれるものではありませんが、勉強になりました。

それにしてもノートンさんご自身のお顔も未だよく知らないというのに、何なんでしょうこのハマリ具合は。オーランド・ブルームが主役ですのに。いやオーリーも悪いことないんですが、ノートンさんの存在で完全に食われている気が。友人各位、どーですか。どなたか賛同してください(笑)

フジテレビ劇団演技者「ボーイフロムオズ特集」。特集組んでもらえるなんて滅多にないよな、良かった良かった。キャストの皆さん、目下頑張って稽古されているご様子。坂本さん喉も鳴る鳴る、Vのレコーディングをするなら今がチャンスだ!(ないない。)歌が沢山堪能できそうで嬉しい限りです。ダンスもどんなソロがあるやら。坂本昌行さんの真骨頂を期待しているところです。フットルース以来だなぁ、このエキサイティングなわくわく感。

オジーの今

2005-05-15 | 2005年~
昨日木更津へ遊びに行ってきたわけですが、結構史跡やら何やらいろいろあって意外と実り多い散策になりました。木更津だけでも古墳があったり貝塚があったり、それが房総ほぼ全土に渡って同様に史跡が散ばっているというのですから結構驚きでした。ってまるで小中学校の社会科見学のようだ。でも特に遠出しなくてもこんな風に散歩してみると見えないものが見えてきたりして楽しいです。

で、木更津と言えばキャッツアイということで、みまち通りの片隅に鎮座ましましているオジー像の今。夜に撮ったのだけどちゃんとライトアップされていて、全然違和感がないあたりすっかり馴染んでいる様子でした。

行った場所メモ:
木更津市立金鈴塚遺物保存館
木更津市指定文化財旧安西家住宅
千葉県立常総博物館
證誠寺

木更津で「キングダム・オブ・ヘブン」

2005-05-15 | 2005年~
本日映画「キングダム・オブ・へヴン」を鑑賞。待望の(いやホントに)木更津で!

題材が十字軍の歴史スペクタクルもので、予想に違わずスケールが大きい作品。とはいえそのわりに主題が明確でストーリー展開がすっきりしているので、分かりやすくて楽しめる映画でした。個人的にはちょっと前の「アレキサンダー」よりかなり良かったな。監督さん脚本さんのやり方の違いなのだろうけど、複雑な歴史ものをこういう風にまとめる方法もあるんだなと見ていて思った。裏切りとか駆け引きとか恋愛のもつれとか、いくらでも脹らませられる要素をすごくすっきりさせたかわりに、宗教戦争の一つの意義を辿ることを主軸に置いていて、よくまとまっていたと思う。今のご時世に聖地奪還だとかキリスト教対イスラム教の題材は大丈夫なのかなという気もしたけれど、暗澹たる和平、先が見えなくても道がないわけではないと思える映画だったな、娯楽でありながらもね。

劇中で、癩病ゆえ鉄仮面を付けているエルサレム王ボードワン4世の人がいやに気になった。調べてみたところ、エドワード・ノートンさんという役者さんだそうで。ずっと仮面を付けたままで、唯一覗くのは左右の目だけ。そのわずかな生身での表現と仮面の下から発される声がものすごく印象深かった。主役のオーランド・ブルームはかっこいいし見目良く見せ場満載なので印象に残るのは当然だけれど、顔も表情も見えない一登場人物に後味が引っ張られるというのは結構特殊な気がする。すごく良かったなぁ。私、洋画や俳優さんに詳しくなくて全くの物知らずなのだけど、有名な人なのかな。見てる人は見てる、知ってる人はよく知っている、というカテゴリーか。エドワード・ノートンさん、出演作チェックしてみよう。

木更津の映画館ね、懐かしさを醸す昭和的な建物で雰囲気は好きだったのだけど。開映5分前に客席に入ったら、広々したホールに誰もいないのよ。入る時にある程度覚悟したながら、どきどきしながらせーの!で扉を押したら一人も人間がいなかった時には腰が引けた。貸切りじゃん!と思ったら後で辛うじて二名ほど入ってきたのでそれは免れたのだけど、それにしたってキングダム・オブ・ヘブン今日公開だったんだって?一応話題作でしょうに、公開初日に客が4人て。で、徒歩圏内に映画館がほかにも三つ。どうなのよ木更津。

漢!

2005-05-11 | 2005年~
帝国劇場で上演中のレ・ミゼラブル。結局今期山口バルジャンを2回観劇しました。山ぞーはすごいですね、自在な歌唱力。山ぞーとか言ってるばやいでわないです。劇中、リトルコゼットの手を引いて二人で♪ランラララン~ と口ずさむという微笑ましいシーンがあるのですが、ナウシカを彷彿として大好きなシーンです。ほのぼのしつつもどことなく漂う物哀しさがいいんだなぁ。あれはモリゾーとキッコロです。

レミゼは泣けるなー。ファンティーヌが出てくるともうだめ、泣きがはいっちゃう。マルシアさんはピアニッシモまでよく通る歌声で、感情表現豊かで素晴らしかったです。華奢でありながら芯が強そうなんだけれど、脆くて儚げなんですよね。で、穢れの中にあっても純粋無垢という、あの醸し出す雰囲気はマルシアって実はすごい人だったんだ…の一言。バラエティに出ている時よりこっちの方がはるかに好印象。

それはそうと今日クイズヘキサゴンは宝塚トップスターOB対決でつい見入ってしまいました。私宝塚についてはよく存じ上げないのですが、真琴つばささんの漢っぷりはすごいですね。あんなに美しいお人であるのに女に見えなかった…というのはここだけの話。「BLOOD BROTHERS」のナレーターとはえらい差ですがな。でもそのギャップが魅力なんでしょうね。

イ・ビョンホンさんも

2005-05-10 | 2005年~
一連の流れで一応イ・ビョンホンさん。絵は似ませんけれど。
風貌の系統で行くと同じ路線。

映画「甘い人生」、観てきました。あまりのエグさに直視できない箇所がいくつか。しかしビョンホンさん、あそこまで体を張る意味はあるのか。いや、こだわりの極地の役者魂を見ましたが、死ぬべマジで。

役者の原田泰造も

2005-05-09 | 2005年~
役者をしているときの原田泰造氏もこれまたグッとくるのだ。
ちょっと前の「奥さまは魔女」のダンナさん役の時など、ブラボーの嵐で転げまわったものです。今の見た!?くーっ泰造最高だ!つってうちの姉と。だって顔芸なんだもーん。ああいう役者のタイプ大好き。かと思えばいやにもの言いたげな複雑な目をなさったりして、ああもう弱いんだな、二面性に。

一年程前に泰造初主演映画「ジャンプ」が公開されたのだけど、観に行くぞと思いつつ結局行けなかったなぁ。共演が牧瀬里穂に鈴木砂羽ですよ、いいでしょ?>ねむ助さん

そういえばこの間食わず嫌いにネプチューンが出ていて、泰造氏が生春巻きを食していた。
こ、これは…!
もうさ、コレだなとピンときたですよ。坂本さんと通じるものがあるのだ、嫌いなものをむりやり食べる様子さえ。で、結局泰造さんもパクチーが大の苦手でらっしゃるとのことでビンゴだったのですが、坂本長野ペアで食わず嫌いに出たのはかれこれ何年前だろうと遠い目になったのでありました。

坂本昌行さんというV6リーダーの人の

2005-05-08 | 2005年~
坂本昌行さんのファンなんですのよワタクシ。だからどうということはないですが。

佐々木蔵之介さん、いい!

2005-05-04 | 2005年~
「白い巨塔」の頃からうずうずしていたのだけど

佐々木蔵之介さん、いい!

すんません、もうミーハー以外の何ものでもないのだけど、何しろあの佇まいが、…クラ。蔵之介さんだけに…ひえー
今日も「離婚弁護士」を見ながらこの人こそと母に強力アピールをかけてみたのだけど、眺めて曰く、時代劇の人?とのたまった。だめだ何も考えとらんうちの母は。言うなら歌舞伎の人にしてくれ。(それもどうだ。)


考えるに、今までドラマで坂本昌行さんがおやりになった役はほぼ佐々木蔵之介さんにも当てはまる。どころか、いやもっと味があって数段深くなったはずだと確信を持って思う。いかん、むなしくなってしまふ。でもほんとに、室温の下平なんか佐々木蔵之介さんが演じたらいっそう狂気が深まると思うな。まぁ単に見たいだけのお話ですね。

かえせば、物言わず語る佇まいや微妙な表情の変化でそうと察せられるだけの深さを坂本さんに求めたいんだろうな。坂本さんご出演のドラマの多くはごく特殊なキャラ設定とシチュエーションで、狙った芝居をいかに鮮明に演じるかにかけているような、いわば職人芸的なものが多い。とはいえ日常生活で経験し得る切なさとかやりきれなさとか、つい感情移入してしまう表現の機微があってしかるべきものを、私見たことがあるだろうか。多分そんな坂本さんをドラマで見た記憶はない。

とか言いつつも、舞台向きの狙った演技や 顔芸の域の表情のバリエーションがそもそも私は好みなのだし、どこまでも機微を突くドラマ向けの演技をも坂本さんに求めるのはわがままというものでしょう。

職人芸といえばペ・ヨンジュンなんかもあれは逆の意味で職人芸だな。彼は無表情さに視聴者が色付けできるところが魅力だと一時期評じられているのをよく見かけた。無表情というかまぁ表情の振り幅が淡泊ではあるのだと思う。淡泊なのだけど、よーく見ていると決め所でものすごく細かい表情をするのよ。私は「ホテリア」しか見ていないのだけど例えば、とある長いワンシーン。潤んだ目で、えーまず怒りを一丁、続いて寂しさをあらよっと、でもって悲しさで一丁上がり!つって涙を片目から一筋、ですよ。それをセリフも片言、目だけでシーン全部やりのけた上にキメでタイミング違わず目から水一滴出すんですから、あれは職人芸でしょう。あれは狙っておる。狙うというと怒られるな。「入ってる」んでしょうが細かすぎるっちゅーねんと突っ込みたくなる演技です。そういうところを見ると決して評論家の言通りでなく相当周到に仕込んでるなと思うのですが、そんな感情表現の変遷まで見る人といえば完全にオタです。ええ私は「ホテリア」オタクですから。ともあれ、あのドンヒョクを佐々木蔵之介さんがおやりになったらさぞやと思うのですな。ペさんとは違うアプローチで喜怒哀楽の哀の部分を突いてくれそうだなと。日本版なら是非にも。ないだろうけどさ。

話がちぐはぐですが何しろ佐々木蔵之介さんがマイブームです。離婚弁護士はキャラ設定的にとことんストライクなので満足満足。ミーハーついでに舞台を観にいってみようかな。


「理由なき反抗」感想、さだまさしコンサート

2005-04-17 | 2005年~
連結決算というやつで平日はどうにも慌しい毎日です。帰宅して一息つくとあっという間に0時過ぎで、ああこれが観劇月間と重ならなくて良かったと思う今日この頃。

とはいえ反動で観たくなってくるのだ。先週は二宮君の「理由なき反抗」、さだまさしコンサートへ行きました。

理由なき~を観る前に地元の美容院へ行きまして。オーナーのおじさんにこれからどこか行くのか聞かれたので、どうせ分からないだろうなと思いつつ二宮君というアイドルの人が出る舞台があってと説明したところ「あ~はいはい二宮君ね」とすごくすんなり分かってくださった。おお!二宮君、認知度ドラマで相当アップしてるのか?トニすごい距離あけられてるぞ?と驚いたのだけど、なんのことはない、この辺が地元なだけだった。ってそうだったんか、ふーん。

舞台の方は、二宮君は演技がかなり評価されているということで一体どのようなところがすごいのかとどきどきしていたのですけれど。多分、佇まいが自然体というあたりなのだろうな。実はよく分からなかったんですよね。想像するに、いわゆる「すごい」という形容が具体的に目に見えたり耳に聞こえたりする表層に対してではなくて、もっと感覚的で内面的な演劇的なレベルを差して専門家が評価しているんだろうなと。多分私なんかが感じ取れるとすれば、見ていて演技に心地よさを感じるだとか、表現に情緒が伴なっていてわけもなく泣けるとか、そういう部分だろうなと思うのですけれど。「優しい時間」なんかを見ていてそう思ったんですよね。今回の「理由なき反抗」はそんな風にじっくり生の演技を堪能できるような、そういうジャンルの舞台ではなかったので私がみたいものを見られなかったという意味で物足りませんでした。

二宮君は私どうも純粋でナイーブで穏やか、というイメージがあるらしくて、どんなに反抗していても心優しい彼がただで反抗するわけがない!とかいう方向から見ちゃうのだな。反抗は彼なりの存在理由の顕れではあるのだけど、別に彼が優しい子である故ではないのだ。時代の風潮だったり彼をとりまく状況だったりでがんじがらめになって、彼にある優しさや怒りや悲しみといったごく普通の感情を、大人がいうところの「反抗」として外にぶつけるしかなかった。彼が優しさの裏返しで大人に反抗するのではなく、いい子とか悪い子とか無しに しごく人間的な感情を持つ普通の高校生が反抗せざるを得ない。それがことごとく裏目に出るという、そのどうにもならない愚かさ もどかしさが名作たる所以かなと思う。そんなわけで、私の二宮君のイメージが邪魔をしていて、いい子なのに頑張って反抗してそれなのに裏目に出て可哀相にとか思っちゃうのはすごく間違ってるのだ。かえってもっと尖がっていて危うそうな子の方がラスト落差があって説得力があるのではないかな。やるんだったら松潤の方がはまる気がする。二宮君は熱演で、全然悪くないんだけどね。あと関係ないけどリーゼントはやっぱり似合わないと思う、にのみー。

演出は、映像を織り交ぜて英語のナレーションに日本語字幕を出してシチュエーションや展開を説明するという手法だった。これってトニコンの常套手段と大差ないなと邪念が働いたせいか、どうも舞台とマッチしていない気がしてしまって。別に悪くはないのだけどとりわけて効果的かどうかは謎。古くささを否めない時代設定なので斬新さを取り入れたというところかな。主にその英語のナレーションが最初からラスト行きつく終点に向かって緊迫感を煽るのだけど、にしては舞台空間が常に一定ペースでまとまっているので、見ていて焦燥感に息苦しくなることがなかった。この辺は多分「トイヤー」や「ハンブルボーイ」みたいなセリフと間でジワジワ深層を突かれる芝居で味をしめてしまっているせいだろうな。そう思うにつけ、いかによくできた劇だったか身に染みる。だからさ、二宮君がああいうセリフ劇に出たら、それこそ微妙な間や表情、所作、掛合いがものをいう世界がものすごくはまるんじゃないかと思う。すごくみてみたいぞ。というわけで今後の二宮君の舞台に期待しているところです。

そしてさだまさしさんコンサート。
まっさんいい!本編最後の曲が「まほろば」で最大級に感動しました。まっさんのコンサートへは子供の頃母に連れて行ってもらっていたので、まぁ大人になったことだし母へのプレゼントと思ってチケットを取ったのですが、なんのことははい、思いきり自分のためじゃないのと首を捻りつつ。つもあれ母娘でいたく感動して帰ってきまして、ここ数日聞くのははまっさんばかりです。

Vの新曲は?それからオズは?ねぇオズは?いかん、モードをVに戻さないと完全に乗り遅れてしまう。

あー満足した。

2005-04-16 | 2005年~
おお!ブログならでは、コメントがついている!たむさんありがとうございます。すみません、レス遅くて。

ブログ始めたの、と言ったらコメント付いた?とまっ先に訊かれたので、ブログの楽しみとはそういうところにあるのかとふーんと思った。今更ブログってなんだよ、ウェブ日記とどこも変わらんじゃんと思っていたのだけど、まぁ手軽でかつ相互の情報交換が醍醐味なんでしょうね。

ばかみたいに時間がかかってしまったのだけど、「フリークへの道」に載せた絵を整理してアルバムに追加しました。

これ

なんというか、ちまちましたものであっても自分で作ったものが溜まっていって、それを後から整理して眺める作業というのは、自己満足の度合いがものすごく高いですね。二百ウン十枚絵を描けっつったって一晩じゃ描けねーだろ、すごいな自分。というどこか飛んでる基準で ものすごいテンションですよ。このエネルギーをもっと別なことに有効利用した方がよっぽどすごいのではと思いますけれど。似てなくてもへたくそでも、あー満足だけはした。