この頃よく蛇を敷地内で見る。
カエルは多いし、モグラというよりネズミのトンネルなのではないのかという穴がけっこう見つかるし、小さいネズミが実際に草の中に潜り込んで行くのも見たから、蛇の餌は豊富。
マムシでなければ蛇は、こちらに益はあっても害はない。
ところが小さいけれど模様があるからマムシではないかと慌てた。
素早くスルスルと動いていたから、銭形模様が確認できなくて、入り込んだ場所を棒切れでほじくり、出てくるところを踏んづけた。
小さいから分かりにくいけれど、銭形ではなさそうなので、少しいじめてから農業用水路に投げ込んだ。
ネットで調べたら、はっきりとそっくりな模様の画像があり、青大将の子どもとある。
いっ時は袋にでも詰めておいて、先日取り上げたマムシ用の酒を買いにいかなければならないかとも思ったのだけれど、蛇が小さいしマムシではなさそうだし、とりあえずはおとなしくさせてから「大きくなって出直してこい」と声はかけなかったけれど、水路に投げ捨てた次第。
あの大きさなら餌として捕まえるのは、もっぱらアマガエルだっただろうし、まぁ良かったかなという結論。
亜熱帯のシティボーイはそんなシーンを見たことがありません。
「ワイルドだなー」
猿も紐状なものを見せると、ジャンプして、驚くそうです。亜熱帯では「キーぶるたっちゃーする」身体の毛が立つ、と表現します。
ボクも全く一緒です。コワイ・・・・!
そうでなかったら、尻尾を持って振り回します。
そうやったら、おとなしいもんです。
子供の頃に、マムシに出会ったら手ぬぐいを投げ、それに噛み付いたら、テーブルクロス引きみたいに勢いよく引けば良いと教えてもらったことがあります。
そうすると、毒牙が抜けてしまうということでした。
迷信のようなガセネタかもしれません。
売るときは赤マムシが値打ちものだということでした。