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鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

自作 詩のようなもの(その1)

2008年05月26日 22時12分29秒 | 言葉の世界
とんび(のように)

姿も色も美しくないから
ふわふわと生きながらえたのだろう
やむを得ず残り物や腐りモノを食すうち
なりは大きくなった
狩りがへただから侮られ
鴉(からす)にはいつもつきまとわれ
鳧(けり)にも鶺鴒(せきれい)にさえも追いかけられ
逃げる時だけ少し羽ばたいて
あとは尾羽の撥さばきだけで滑って逃げる
鴉がゴミ袋を狙って破く
残飯が晒されるのを滑空待機して
さっと横取り引っかけてかっさらう
掴み損ねたり
逃げ去るときに落したり
相変わらずのへた振りだけれど
鴉や鴎(かもめ)に追いかけられても
飛びながら食う
横取りも慣れてきて
近ごろは弁当広げる人の手元からさえ
掠めとるのです
何となく何羽かで帆翔したり
何となく何十羽もで樹に止ったり
何となく地べたに佇んだり
孤高が似合わないから
いつだって何となくだ
離陸するには
ばっさばっさと
苦手の羽ばたき数回
ようやっと風を掴まえる
上昇気流が拠り所の程よい風が頼みだ
目的も目標も忘れて
空高く
何故か空高く
迂闊に舞いながら
啼くときも
泣くときも
お戯けとしか聞えない
ぴーひょろろ

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