普通のサトイモ(里芋)ばかりにしないで、ヤツガシラ(八頭)も作ってみたら意外にうまくできた。
こちらでは、赤い茎を酢の物にするのをズイキと呼んでいて、それはヤツガシラの茎だという。
いざできてみると、茎を調理するなんて、他にやるべきことが色々とあってやっていられない。
周りの人達に声を掛けてみると、自分のところでも作っているというのは1軒だけで、あとは欲しいと喜んでくれた。
ただしほとんどが年配者で、同年代者達は暇なはずなのに忙しい様子で、いらないと断られる。
それなら自分でも少しはやってみようと茎を剥いて、20センチくらいにカットして半切りや4半分切りに割いて干してみた。
手が汚れることなど知らぬままやって、まるで指先が壊死したように青黒く染まった。
ちょっとやそっとでは落ちなくて、動画ではシャンプーすると落ちるなどと言っていたけれど、前のお宅の奥さんは台所用漂白剤が一番よく落ちるといっていた。
酢水の中で剥くと染まらないなどという記述も見つけたが、そこまでしなくても、という感じ。
石油ストーブを焚いた室内での1日も入れて3日間乾燥させたのが2枚目画像。
右端にコカマキリ(小蟷螂)が居て、家の中に持ち込もうと運んでいても逃げないのでつまんで逃がした。
もう用無しの寿命間近なのか、つまんでも抵抗する素振りを見せずされるがままになっているのが哀れ。
八頭...懐かしいような気持ちで読ませていただきました。
亡き父の好物で、おせちのお重には毎年、八頭の煮物が入っていました。
里芋とは似て非なるもの...品のよい味わい深いお味を思い出しています。
母が病を得てからは、八頭のないおせちになってしまっていたことも思い出しました。
私が煮ればよかったのに...などと今更思ったり...
茎を干したものも父の郷里から届いて、おいしい煮物となって食卓に...そんなことも思い出しています。
ずいきを干している籠?素敵ですね。
月桂樹の葉を干すときに使ってみたいような...
今年は八頭の煮物をおせちに入れてみようかしら...などと思っています。
>八頭... への返信
とは言え、インターネットもありますし、欲していれば巡り巡って手に入るものですよね。
そうでしたか。
懐かしく思っていただけましたか。
私にとっては、ヤツガシラと聞けば、鳥の方を思い描くことが多くて、いつか観てみたいと思っている鳥です。
京都では正月料理に頭芋というのを使うと聞いています。
頭芋は八頭のことかもしれないと思ったら、単に里芋の親芋のことだそうです。
この辺りでは親芋は食べないからと、畑に捨ててあったりします。
私は多く採れすぎてどうしようかと困っているところです。
八頭の種芋は確保しましたから、今後は毎年作ることになりそうです。