



ニーナというのは、西洋人女性の名前ではなく、煮た菜っ葉のことで、つまり煮菜なのだけれど、ここらではニーナと言う。
子どもの頃は、どんぶり鉢にテンコ盛りのニーナがしょっちゅう食卓に上り『またニーナか』と口には出さなかったものの不満だった。
『今日は何ゴッツォダイ?』とヒトから聞かれれば、ここらでは食事の貧しさを表す表現として自嘲気味に『ニーナだこてぇ』と応えるのが王道。
私の最近の課題の一つが間引き菜をどうやって食べるかだ。
初めの間引き菜は味噌汁の具にしたけれど、育って来たこの頃のはどうしたらさばけるかと考えて、思いつくのはやはりニーナ。
『ニーナ』と外国ドラマなんかで呼ぶシーンがあれば、この辺りの人はきっとほぼ確実に最初は煮菜を思い起こすはず。
こんなに食えるかという量でもニーナにすれば空気が抜けたようにしぼむはずで、とりあえずザク切りにしてやってみた。
手順も調味料も適当に、多少は経験を積んだことの直感で味見もせずにやっつけたら、汁が多すぎた。
これを煮詰めたら濃くなりそうなので火を止めて、昔からある丼鉢に入れてみたが、ここまで縮むかという位に少ない。
昔の母親の味ではなく、かなり薄味の汁は絶妙に旨い。
昔は自作の味噌だったし、自作しなくなってからも出汁入りのような味噌ではなかったはずなので、そこが違う。
それにしてもテンコ盛りだったのは、どれほどの量を煮ていたのかと、母の台所姿を想ったりする。
お盆に載っているのは、お隣から彼岸の料理として頂いた栗おこわと麹漬けナス。
一旦仏壇にあげてから、すぐにお下がりをいただくと、さすがに元管理栄養士の味。
最後の画像は、いつも車で通る農道脇に咲いていた彼岸花。
ウチも赤いのだけいつもの場所に10数本咲いている。










「間引き菜レシピ」なるものが、ネット上ではいろいろ紹介されていることを知りました。
野菜作りの過程で大量のつまみ菜が...と知り、「てんこ盛り」の訳に納得しています。
おいしく仕上がり、おいしいお裾分けとのバランスもよろしく、何よりですね。
「ニーナ」何やら愛らしい響きです。
亡き母は、隠し味に必ず日本酒を入れていたそうで、年越し正月料理はおいしかったのです。
料理上手ということになっていましたが、ニーナはおいしいという記憶になっていません。
若い時分は、肉や魚のたんぱく質さえあれば、おいしいという味覚だったんですね。
私のニーナはなかなかの味噌加減で・・などと手前味噌。
四季があります。
・・・ti-da blogは昨夜から不具合が発生して、更新できません。・・・
さびしい一日が、何日続くのでしょうか?
イタリアには「みーな」という歌手がいました。
カンツオーネ ♪ いいですね!
昔は筋蒔き 今は 間をおいた点蒔き
でも 大根は 3粒ほど蒔いて 間引いて 即席の
塩漬け。甘辛く炒めた菜めし今もやってます
ニンジンは炒めて甘辛く・・・
唐辛子 枝間引いたら 葉っぱの炒めに・・
昔に沿って せっかくの野菜を活用したいですね
現在は だし 調味料とか進歩してるから
密かな楽しみを公開しちゃっていいんですか?
って思いましたですけど・・。
曼珠沙華と言ってる人は、この辺にはいなくて、
ヒガンバナとしか言わない気がします。
これを、切って飾るということはしないから、やはり毒があると知れ渡ってるようですよ。
甘辛く炒めた菜めしですか!?
つまり刻んだ菜っ葉を入れて甘辛いチャーハンにしたらいいんですね?
やってみます。
>ニンジンは炒めて甘辛く・・・
>唐辛子 枝間引いたら 葉っぱの炒めに・・
それは、全く知りませんでした。
私はニンジン作りは一回失敗してからやってないのですが、覚えておこうと思います。
ニンジンの間引いたのは値打ちあるでしょうね。
>昔に沿って せっかくの野菜を活用したいですね
ハイ。できるだけ無駄なくいただきます。
ありがたい感じがするんですよね。