コクワガタ(小鍬形)の雄をコンビニの入り口で見つけた。
拾わないという選択肢はなく、条件反射的に拾い上げた。
私がつかんでいる右親指と人差し指から逃れようと脚関節を指に突き立てるのを堪えつつ、左手だけでATM入金操作をした。
コクワガタの雌は家に入り込んでくる事が多くてよく見るけれど、雄は子どものころでさえ捕まえたことがあったかどうか位に珍しい。
車のなかに発泡スチロール保冷箱を入れているので、入れて持ち帰った。
そのうち雌を見つけたら、番にして飼ってみようなどと思いつつ見ていると、ひっくり返ったので起こしてやろうと不用意に手をだして指を挟まれた。
『あ、痛っ』と瞬間的に手を振り回したから、離れたのは良いけれど、そいつはどこに跳んでいってしまったのか。
傷にはならなかったけれど、小さな鋏の雌だったら、そうはいかなくて血が出ただろう。
居間か縁側廊下のどこかに入り込んでしまっただけで外に逃げることはない筈なのに、姿を見せないで三日経った。
諦めるのは残念で、ごちゃごちゃ雑然とした部屋を、ようやく片付ける機会がやってきた。
追記;8/18、今更ながら調べてみると、コクワガタではなく、小型のノコギリクワガタ(鋸鍬形)であろうという結論に達しました。
まだ行方不明で、もったいないことをしたという想いと、自然に帰ったのだからそれでいいかという諦めの半々です。
追記訂正;1年前の記事に対して、いまさらなのですが、これはコクワガタのオスではありません。
ノコギリクワガタのオスです。
今年になってから、そのことを知り、記事にもしあしたが、昨年にこのような間違い記事を書いてしまっているのを全く忘れていました。
もうしわけありません。
・・・「痛かった」と思います。
足を強く動かしたが、終わりました。
看護婦が「ゴメンね、終わりました」と耳の側で話していました。
イタイ!は究極の安全策でしょうか?
死ぬときは、痛いでしょうか?
『痛っ』に反応ですね!?!
なかなか他人の痛みは実感できにくいですよね。
母が子にシンクロするようには・・。
死ぬときは痛い?
と、こどもに聞かれたとき、『こども電話相談』の先生はどう答えるでしょう。
夏休みが始まりました。
大人の知恵を子供らに示せるかどうか、問われる時季ですね。