

以前に宇治橋をデザインしたデザインマンホールを取り上げたが、この『おすい』『うすい』の蓋は、機能性だけを考えたデザインになっている。
と見せかけながら、地味に複雑で工夫されたデザインだ。宇治市証があり、あとは六角形かと思いきや、六角がいつのまにか星形に変わったり、小さい六角形があったり、白い点々もよく見ると六角ボルトの頭の形。
丸の内側のギザギザは強度を高める工夫だろう。見つめていると三角形が見えてきたりもして、優れた模様だと思われる。靴裏から感じるイボイボ感も良い。などと褒める私は何者か。俯きがちに歩く、ただの宇治市民通行人です。










生死の生をほっぽり出して
ねずみが一匹浮彫(うきぼり)みたいに
往来のまんなかにもりあがっていた
まもなくねずみはひらたくなった
いろんな
車輪が
すべって来ては
あいろんみたいにねずみをのした
ねずみはだんだんひらくたくなった
ひらたくなるにしたがって
ねずみは
ねずみ一匹の
ねずみでもなければ一匹でもなくなって
その死の影すら消え果てた
ある日 往来に出てみると
ひらたい物が一枚
陽にたたかれて反(そ)っていた
マンホールを凝視するトンビさんを想像して、たしか獏さんの誌に「ひもの」みたいのがあったな?と日曜日の朝詩集を詠むボクである。ボクの詩集には無かったが検索するとそれは「ねずみ」というタイトルだそうだ。
崇高な「詩人」たちの目の付けどころに驚いている。
詩集を開かせた私はエライ!
と思いましたよ。
画像には出来ないものを、画像以上に克明に高速度連続撮影みたいに想像させる力はすごいですね。