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空にいるような軽い気分で・・・

お別れ

2015年12月20日 04時46分49秒 | 随筆或いはエッセイ




亡くなった古い付き合いの人にお別れを告げるために、葬儀場へと向かう。
初めて降りた駅から初めての道を歩いていたら、相生橋があり武庫川を渡った。
広辞苑によれば、相生は『相老い』の意味にも掛けられるそうだ。
それなら、武庫川は『向こう側』にも掛けられるのかも知れない。
故人は掛詞(かけことば)が好きだった。
一般的に駄洒落などと軽んじる傾向があるけれど、掛詞は古くからある文学的修辞法。
私もオヤジギャグと言われようが鼻先で笑われようが、思いつきの洒落を毎日発している同好者で、それが彼との一番の共通点だった。
奥さんを2年前に亡くされて、その命日に自分も死ねたら良いと言っていたエピソードが式辞で披露された。
2週間前ホスピスに見舞ったとき、余命は年内と言われていると本人から聞いてはいたが、奥さんの命日が年末の28日で、あと2週間だったのに・・。
ホスピスのホールに貼られていた、彼の句が切ない。
見舞いのとき私は偶然にも、岐阜の友人から送られてきた富有柿を持参した。


署名を伏せるべきかどうか迷ったが、俳句や川柳では名だけを示してあることが多いので、それに倣った。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (sukebo)
2015-12-21 17:48:16
文字をたくさん書いてきた人の文字のように思えました。 (合掌)

ウチの次男と四男は同じ誕生日です。母が満身の力を込めたのでしょうか?

28日は俳優の田宮二郎とボクの友人が29歳で亡くなった日でもあります。お互いに「年賀状」を出していました。

「死なないで、死なないで」もうすぐ新年です!
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sukeboさんへ (とんび)
2015-12-21 20:21:56
>文字をたくさん書いてきた人の文字

事務系の公務員でしたから、かなり文字を書いてきたのは間違いありません。

偶然なのか必然なのか、亡くなった彼のお母さんが、同じ病気同じ年齢で亡くなっているということでもありました。
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