糸を張るクモはうるさい存在と言おうか、厄介と言おうか、特に家の中に巣を張るクモはいまいましい。
ところが、畳の上なんかを歩いていたり跳んだりするクモはハエを獲ってくれるので愛(う)い奴よのうと踏まないようにしている。
このクモは少々大きめだから踏み潰しそうなので、捕まえて私の動線から遠くに放った。
その前に撮影をしたのだけれど、小さいハエトリグモなんかに比べたら鈍い動きで静止状態も長く、捕まえるのも写すのも容易だったから弱っていたのかもしれない。
直ぐに分かるだろうと思ったのに、いろいろと検索しても名がわからない。
ハエトリグモの仲間でさえないようだ。
八本の脚がちょっと他と違って特徴的ではないか。
前脚と後脚の先端節の先は、前にも後ろにも曲げられるようだ。
なぜ、そのような節(関節)なのだろうか。
小学生や中学生なら、これを飼って観察して考察して科学研究発表なんぞをしてみたいところだ。
ところが、守ってやるつもりで投げた先が玄関の端で、長靴の中。
自力で脱出するかはともかく、気が向いたら逆さまに振って出してやろうと思っていて、次の日に思い出し、そのようにしたらすでに動かなくなっていた。
はじめから瀕死状態だったのかもしれないけれど、なんだか不憫なことをした。
これを書き終わったら見に行って、死骸があったらしばらくコレクションに加えようと思う。
11/20 A.M.1頃、骸を発見確保。A.M.8:30 じっくりと観察して再度検索した結果、ハラクロコモリグモのメスと判明。
確かに死んでいると思われるけれど、死後硬直はしないようで、生きている状態と同様に足を自由に動かすことができる。
生きているような標本になった。
観察が前のめりの加速度がついています。
股と肩の関節の全方位の回転には、神に・遺伝子に感謝です。
ラージボール・・・「フォアーは誰にも負けません!。サーブをのぞいて」
1つの絶対的武器を持っていたら強いですよね。
見切られないように、全方向スマッシュ攻撃を完成させてください。
美馬パンチみたいな返し方をされたら、参ったということになるんでしょうけど、相手の年齢を考えたら、動体視力はついていけないでしょう。
あとは、サーブの研究です。
試合に出たらいいのに。