




スケバハゴロモ(透羽羽衣)の傍にいつもいて、連れ合いのような存在の、ふんぞり返ったカメレオンフェイスの昆虫はテング科のツマグロスケバ。
成程と納得する名で、こちらのスケバは羽ではなくて翅が当てられているけれど、スケバハゴロモと連れ立っていることが多いスケバ仲間というくくりにしたい。
テングスケバ(天狗透翅)という天狗の鼻を付けてふんぞり返ったようなヤツの仲間というのも納得だ。
調べるに当たって決め手としたスマホを近づけると茎の裏に隠れる仕草が、ツマグロヨコバイ(褄黒横這)にそっくりなので、その線で攻めた。
でもヨコバイはセミに似ていて、ハゴロモも頭部はセミそのものなのに、ツマグロスケバは蝉頭ではない。
それに昆虫エクスプローラーなどの図鑑は真上から撮った姿ばかりなので、見つけにくかった。
横からの姿が面白いので、ついつい横からしか撮らず、探しだせなかったが、動き方からヨコバイの仲間に違いないと思い、よくよく探したら、あっさり見つけられた。
そうやってネット検索する前に、昨日は雨が止んでから家周りのウドの生えている何箇所かをあちこち探索して、ようやく真上からの画像をものにした(2枚目画像)。
昨日は珍しいというベッコウハゴロモが1箇所に6匹も見つかった(3枚目画像)。
それに、こちらは偶然だけれどスケバハゴロモがヤーコンの葉茎にいたから、またスケバハゴロモの食草が増えた(4枚目画像)。
これら3種類の共通の特徴として、なかなか飛ばずに歩き回ることと、いざ逃げる時は、飛ぶというより跳ね上がることだ。
その瞬発力は、戦闘機の緊急脱出装置のようで、垂直上昇は捕食者から逃れるのに有効なのだろう。
尚、昨日の記事に書いたツマグロスケバへの寄生虫は、どうやらハゴロモヤドリガ(羽衣宿蛾)の終齢幼虫のようだ(5枚目画像)。
本来はハゴロモの仲間に付く寄生蛾なのに、連れのツマグロスケバに付いてしまったということのようで、そのようなことがあるという記述はなかったから希少例なのかもしれない。









